抹茶アイスやペットボトルの緑茶が世界で人気!未来世紀ジパング「世界本格お茶ブーム!陰の仕掛け人たち」視聴レビュー

まさか抹茶アイスが日本ではなく、米国で生まれたアイスだったとは!2015年9月7日(月)放送の未来世紀ジパング「世界本格お茶ブーム!陰の仕掛け人たち」は、世界で人気が高まっている日本のお茶を取り上げた勉強になる回でした。日本の緑茶輸出額は今後ますます伸びそうです。

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成長著しい世界最大のイスラム教国インドネシアでは、AKB48のインドネシア版「JKT48」と、緑茶のペットボトルが大流行しているそうです。しかし残念ながら、ジャカルタの若者たちが携帯しているのは、日本メーカーの緑茶ペットボトルではなくシェア9割を占める地元メーカーのものです。

そんなインドネシアの緑茶市場でシェア拡大を目指し、アサヒグループホールディングスではインドネシアの地元民に一番愛されるよう「ICH OCHA(イチオチャ)」と名付けた緑茶ペットボトルの製造を開始。

さらにアサヒ飲料ではインドネシア市場のシェア拡大を目指し、年に一度の断食月ラマダン明けや、ラマダン後に帰省客が増えるレバラン時期に、ICH OCHA(イチオチャ)の販促を強化していました。

未来世紀ジパングによると、今アメリカでは空前の抹茶ブームが起きているそうです。オバマ大統領も抹茶アイスを日本来訪時に食していました。アメリカにおける抹茶ブームの仕掛け人として、ロサンゼルスに拠点を構える日本茶販売会社「前田園」の前田拓さんが紹介されていました。

前田さんが1993年にアメリカで抹茶アイスを発売したことで、米国における抹茶の認知度は急拡大したそうです。番組で初めて知ったのですが、抹茶アイスは日本で生まれたものではなく、アメリカで生まれ日本に逆輸入されたものなのだそうです。これは意外でした。

前田園の前田さんは、日本茶をさらに広めるための次なる計画として、ANAや長崎の著名企業「文明堂」、長崎の波佐見焼の器メーカー等と手を組み、アメリカに抹茶カフェのチェーンを出す準備を行っています。

さらに、抹茶カフェ計画を後押しする強力な助っ人として、日本文化を世界に広めるために設立されたクールジャパン機構も出資を決定しています。まさに国をも巻き込んだ抹茶の一大プロジェクトです。オープン場所はロサンゼルス・サンタモニカ近郊、あのブルーボトルコーヒーでも有名な場所です。

タイの首都バンコクでは、緑茶チキンライスや緑茶カレー、さらには抹茶カルボナーラなどを食すタイ人が増えているそうです。タイの抹茶ブームの仕掛け人とも呼ばれているのが、島根県松江のお茶屋の4代目、中村寿男さんです。

2007年に日本茶カフェ「チャホ(Chaho)」をタイ・バンコクにオープン、その場で本格的な抹茶を点て作法も教えてくれると若者たちに人気のお店になっているそうです。タイ王室の王女にお茶を点てたこともあり、それがタイ国内の抹茶ブームにつながる1つのきっかけになったとのこと。

日本の緑茶は中東や東南アジア、中国など健康志向が高く、質の高い商品を求める富裕層にまずは受け入れられていくと思います。ウイスキーも日本産のものが世界第1位に輝きましたし、日本の飲料は世界市場でシェアを拡大していくはずです。

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