線虫がん検査「N-NOSE」や唾液がんリスク検査「サリバチェッカー」に期待大!ガイアの夜明け「がんの「超」早期発見に挑む! ~日の丸ベンチャーの底力~」

日本人のがん検診率が低い日本で、日本のベンチャー企業が尿1滴や唾液1滴などで痛みも無く、簡単かつ低コストで受けることができる画期的な検査方法を生み出しています。

2018年12月18日(火)放送のガイアの夜明け「がんの「超」早期発見に挑む! ~日の丸ベンチャーの底力~」はHIROTSUバイオサイエンスの尿1滴を使った線虫がん検査「N-NOSE」、そしてサリバテックが生み出した唾液がんリスク検査「サリバチェッカー®」という日本のベンチャー企業が生み出したがん早期発見の新たな試みを取り上げた回でした。

必要なのは尿1滴で、がんのリスクを指摘してくれるのは虫という、世界初のユニークな研究を進めているのがHIROTSUバイオサイエンスです。

がん患者の尿には独特の匂いがあり、それを線虫という体長わずか1mmの虫に嗅がせると寄っていき、逆に健常者の尿からは逃げる特徴を持っているそうです。

このHIROTSUバイオサイエンスの線虫がん検査「N-NOSE」が優れているのは、胃や大腸や肺などはもちろん希少ながんも含めて、18種類のがんに9割近い的中率で検査結果を返せる点です。腫瘍マーカーと比べても圧倒的な精度となっています。

線虫は飼育コストもかからず、また遺伝子組み換えで生み出した線虫であれば癌種を特定することも可能になります。すい臓がん等、早期発見が難しい個別のがんの発見と治療に役立つことは間違いない研究が進んでいます。2020年1月の実用化を目指して詰めの研究が進んでいるそうなので期待です。

唾液1滴でがんのリスクを判断できる「サリバチェッカー®」

唾液1滴で肺がん、乳がん、大腸がん、口腔がん、すい臓がんの5種類のがんのリスクを判断する最新の検査法は日本ですでに実用化している。この検査方法を生み出したのが、慶応大学発のベンチャー「サリバテック」の杉本昌弘さんです。

2018年末時点でこの唾液がんリスク検査サリバチェッカーは全国26か所の病院で受信可能となっており、検査費用は2万円以上となっています。唾液がんリスク検査を受けることができる病院・クリニックはサリバテック公式サイトで確認することができます。

がんは早期発見が何より大事です。痛みもなく、安く簡単に受けられるがん検査が広まれば、がんで命を落とす人が今より大きく減るはずです。日本のベンチャーが生み出した線虫がん検査「N-NOSE」や唾液がんリスク検査「サリバチェッカー」に大きな期待を寄せたいと思います。

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