アルパカやカムカムを見出した日本人が登場!未来世紀ジパング「ペルーに眠るお宝 商品化で感謝される日本人」視聴レビュー

マチュピチュやナスカの地上絵など、世界遺産でも有名なペルー。2014年2月3日(月)放送の未来世紀ジパング「ペルーに眠るお宝 商品化で感謝される日本人」は、世界遺産だけでなく鉱物資源やアルパカ、カムカムなどお宝の多いペルーを取り上げた回でした。

東京農大や伊藤園が販売するスーパーフルーツ「カムカム」を使ったドリンクは、楽天市場などのネット通販ショップでも購入できます。
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ペルーに生息するアルパカの毛はふんわりした暖かな着心地のため、ファッション業界で人気が高まっているそうです。このアルパカブームの仕掛け人が、日本人兄弟の“イノウエブラザーズ”です。

井上兄弟は8年前から世界最高品質のアルパカを求め南米各地を旅しており、世界最高級のアルパカの毛で作ったファッション商品を「ザ・イノウエ・ブラザーズ」というネット通販ショップで販売しています。

番組ではイノウエブラザーズがペルー・パコマルカにあるアルパカの実験農場で、真っ黒な毛並みを持つ究極のアルパカを育てている模様が取り上げられていました。貴重な黒いアルパカ同士を交配させることで、より純度の高い黒いアルパカの育成に成功されているそうです。

またイノウエブラザーズは同じアルパカでも刈り方一つで値段が変わることを現地の人たちに伝え、ペルーの生産者により多くの利益を還元する取り組みも注力されているそうです。最高級のアルパカの毛を取る方法を伝授することで、日本にやってくるアルパカ製品の質も今後ますます高まりそうです。

番組後半、ペルーのアマゾン川流域の密林地帯に育つ、ビタミンCの含有量がレモンの約60倍といわれるフルーツ「カムカム」の商品が紹介されていました。このカムカムを見出し世界に広めたのが、東京農業大学出身の日本人、鈴木孝幸さんです。

鈴木さんはカムカムの高い栄養価に着目し、地元の農民に採集・栽培方法などを教えカムカムドリンク(ジュース)やアイスなどに商品化することに成功します。鈴木さんのおかげで、貧しかった現地農民たちにも収入増加というメリットを生み出しています。

さらに、鈴木さんは大手飲料メーカーの伊藤園と組み、オレンジジュースにカムカムを加えた新商品の販売にもつなげています。カムカムドリンクは今後日本でも広まって行きそうですね。

沸騰ナビゲーターの鈴木亮氏(日本経済新聞 編集委員)は未来予測で「日本人こそ21世紀の“トレジャーハンター”」を掲げられていました。日本人の目利き力、そして地元の人々にも利益を還元し共に成長していく「エシカルビジネス(倫理的・道徳的なビジネス)」によって、日本の海外ビジネスはより拡大していくと今回の未来世紀ジパングを見て感じました。

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