親日国モンゴルとWin-Winの関係を!未来世紀ジパング「大草原の国モンゴル…知られざる親日国」視聴レビュー

2013年8月26日(月)に放送され録画しておいた日未来世紀ジパング「大草原の国モンゴル…知られざる親日国」を視聴しました。管理人KENも”大草原の国”というイメージを持っていましたが、カンブリア宮殿を見てそのイメージが覆されました。

遊牧民が暮らす移動式の住居「ゲル」にも近代化の波が押し寄せており、太陽光パネルやパラボラアンテナを使って世界各国のテレビ番組を楽しんでいます。首都ウランバートルでもモダンなデザインの高層ビルが立ち並ぶ建設ラッシュ。モンゴルの経済成長率は12.3%と、世界第3位に君臨しています。

モンゴルは知られざる親日国で、これまで羊を中心とした肉ばかりを食べていたモンゴル人の中で日本食が流行っているそうです。中でも「とんかつ定食」や「から揚げ定食」など、日本の定食が大人気とのこと。

ただし、日本式の定食が人気なモンゴルで沸騰しているお米はほとんど中国産。しかも日本米のように偽装して販売されています。そんなモンゴルに新潟の美味しい米を届けようとやってきたのが、新潟農商の伊藤社長。日本のコメは中国米の3倍の値段がするものの、味で勝てると勝負をかけます。

モンゴルが親日国になった理由には巨額なODAだけではなく、日本人抑留者がモンゴルで立派な建物を建てた実績や、2020年に完成する“ジャパンタウン”のようなっ建設技術がモンゴルの街を支えていることが要因になっているそうです。

モンゴルに進出している日本企業はたくさんあり、ジャンルも「お米」「建設」「携帯電話」そして「目薬」などがあると未来世紀ジパングで紹介されていました。特にロート製薬(東証1部上場/証券コード4527)の目薬が人気で、お土産に何十個も買って帰るモンゴル人もいるそうです。

また大手旅行代理店HISの創業者であり、ハウステンボスを再建したカリスマ企業家、澤田秀雄さんがモンゴルの破綻した国営銀行を買収し、モンゴルナンバーワンの銀行に成長させたハーン銀行も番組で紹介されていました。

ハーン銀行の成長の裏には顧客の詳細なデータ取得などのきめ細やかな日本式の経営があり、中でもモンゴルならではの異色の取り組みとして“遊牧民ローン”が取り上げられていました。それまで遊牧民が銀行にお金を借りることは難しかった所、ハーン銀行は羊を担保にした融資を打ち出したとのこと。こうした取り組みが功を奏し、ハーン銀行はモンゴル最大の銀行に成長したそうです。

沸騰ナビゲーターの後藤康浩氏(日本経済新聞社 編集委員)の未来予測でもありましたが、モンゴルがサウジアラビアに匹敵する存在になる可能性は十分にあると管理人KENも思います。銅・金・石炭など、地下資源が豊富なモンゴル。この地下資源が開発されれば、建設事業・プラント・インフラ関係の仕事などが国民に富をもたらし、国民の購買力が上がり、高い日本の製品ももっと売れることが予想されます。

さらに親日であることを考えても、モンゴルは日本にとって大きなチャンスがあるマーケットだと思います。日本とモンゴルが良好なWin-Winの関係を築き、ともに発展する未来になってほしいですね。

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