食糧他給率の考え方がナイス!未来世紀ジパング「オージービーフと讃岐うどんの行方~TPPでどうなる!?」視聴レビュー

2013年8月5日(月)に放送された未来世紀ジパング「オージービーフと讃岐うどんの行方~TPPでどうなる!?」を視聴しました。美味しそうなオージービーフの香りが、テレビ画面から漂ってきそうな内容でした(笑)。

番組内ではハンバーグレストランでおなじみの「びっくりドンキー」が取り上げられていましたが、残念ながら管理人KENはまだ行ったことがありません。メニューはすべてオーストラリア産とニュージーランド産の牛肉を使っていて、店舗数は約300店舗すでにあるということなので、近所に無いか探して訪問してみたいと思います。

そう思わせる理由が、テレビ画面から醸し出されるオージービーフで作られたハンバーグの美味しそうなイメージ!オージービーフは安さだけでなく、味を売りに日本に攻め込んできていて、なんと日本の消費シェアは国産牛に次ぐ36%にもなっているとのこと。米国を抜いて第2位なんですね。

また、オーストラリアでは空前の和牛ブームが起こっており、柔らかくとろける霜降りの美味しさをオーストラリア人が発見し楽しんでいるとのこと。しかも驚くべきは、この和牛は日本から輸出したものではなく、日本の和牛から繁殖された“和牛”という名のオージービーフだったという点です(正直この名称はどうなのかと思うけれど・・・)

一方、本家本元の“和牛”の中でも、日本が誇るブランド牛の代表格がみんなの憧れ「神戸牛」です。NBAプロバスケット選手のコービー・ブライアント選手の名前の由来にもなった最高級の牛肉ですね。

番組で初めて知ったのですが、“神戸牛”のブランドに認定されるのはわずか12頭の種牛から生まれた牛だけなんですね。さらに、その中から特別に選ばれた牛だけが最高の牛肉「神戸牛」の称号が得られるとのこと。うまり、神戸牛とは牛肉のブランド名であり、牛のブランド名では無かったんですね。これは不勉強でした。

ちなみに、神戸牛の称号を授かれる可能性のある牛は「但馬牛(たじまうし)」だそうです。価格のことを考えると、ぎりぎり神戸牛に認定されなかった「但馬牛」を食べてみたいです。

また、カンブリア宮殿後半で紹介されていた讃岐うどん、その原料の小麦はほとんどをオーストラリアからの輸入に頼っているとのこと。ナビゲーターの太田泰彦氏(日本経済新聞社 論説委員兼編集委員)も未来予測で話されていましたが、日豪最強タッグで他給率をアップしていく必要性を感じました。

加えて、神戸牛のような国産のブランド牛肉や、「さぬきの夢2009」のような国産小麦がもっと国内外から注目されていけば、日本の食糧問題にも明るい兆しが見え始めるはずです。

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