静岡のたこ満が登場!カンブリア宮殿「地元にあった奇跡の店スペシャル第2弾『超地域密着経営で大人気の和洋菓子店』」感想&評価

静岡県の西部だけに展開している超地域密着型の和洋菓子店、それが平松季哲(ひらまつ・ひでのり)代表取締役社長が率いる株式会社たこ満です。2016年2月11日(木)放送のカンブリア宮殿「地元にあった奇跡の店スペシャル第2弾『超地域密着経営で大人気の和洋菓子店』」は、老若男女幅広い人々に支持されているたこ満を取り上げた回でした。

カンブリア宮殿で紹介されていた東京スカイツリーでも売られている人気のお菓子「雪塩ラスク」は、ネット通販でもお取り寄せ購入が可能です。
楽天市場で販売されている「雪塩ラスク」はこちら

たこ満の人気の理由の1つが、300種類以上にものぼる商品種類の多さです。会社のパーティー用のクリスマスケーキから、子供会用のカップケーキなど、クリスマスケーキだけでも75種類にのぼります。

お店に来たお客さんにはお茶を振る舞い、店内に休憩スペースを設けることでゆっくりゆったりした店舗運営を心がけられている点も人気の秘訣です。番組でもお客さんと店員との距離の近さを感じられる映像が多数流れていました。

新鮮な地元の食材を使うことにこだわり、また高級ホテルではなく万人受けする味を追求してきたことで、たこ満の売上は右肩登りで2014年度は26億円を突破しました。コンビニスイーツが台頭する中、地域密着でこれだけの売上を誇るのは素晴らしい実績だと思います。

たこ満では「ありがとうカード」という、社員が他の社員の良い接客や仕事ぶりに気付いた時に渡すカードシステムを取り入れています。

感謝の気持ちが書かれたカードを貰うことで社員のモチベーションアップにもなりますし、さらにカードを渡した数が多い社員は「周囲の人間をよく見ている」という理由で表彰までされるシステムになっています。

このありがとうカードのシステムが生まれた背景には、平松社長の2号店店長時代の苦い経験があったそうです。売り上げが急激に伸びていた頃、あまりの激務に全社員6人のうち、なんと5人が退社してしまったとのこと。

この2号店時代の大量離職を経験したからこそ、平松社長は「社員を幸せにしてこそ、お客さんを幸せにできる」という考えに行きつきます。給与面や待遇面だけでなく、若手でも新作作りにチャレンジできる環境を用意するなど、やりがいのある職場作りを心がけられているそうです。

たこ満の売上の約2割は、他社から依頼を受けたお菓子作りです。東京スカイツリーで販売されている「雪塩ラスク」も、沖縄・宮古島の製塩会社から依頼されて作ったお菓子だそうです。優れた技術とスタッフを持つたこ満だからこそ、地域密着であっても他社から声がかかるのでしょう。

カンブリア宮殿で紹介されていたたこ満の「ありがとうカード」の仕組みはとても素敵だと思います。すいませんではなく、ありがとうで気持ちを伝えることで、人の長所を見る癖がつき、人生も明るくなりそうです。

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