クラウドファンディング大手のMakuake(マクアケ)と組む大企業⇒ガイアの夜明け「ヒット商品の新・方程式!」

どこにも売っていない斬新で新しい製品が手に入るサイト、それが世間でも認知度が高まっているクラウドファンディング(=プロジェクトを立ち上げた人や団体が、不特定多数の人に資金を募る仕組み)の特徴と言えます。

2019年3月19日(火)放送のガイアの夜明け「ヒット商品の新・方程式!」では日本のクラウドファンディング業界で調達金額No.1のMakuake(マクアケ)がマクセルやニットーセラ、モリタ、そして東洋紡(東証1部上場、証券コード:3101)等と組んで画期的な新商品を生み出す模様を取り上げていました。

Makuake(マクアケ)は現在、利用者が数百万人、累計プロジェクト数約5500件もの実績を持つ、国内NO.1のクラウドファンディングサイトです。

マクアケ社は今から3年前、大企業の新規事業・新商品開発を後押しするチーム「MIS = マクアケ・インキュベーション・スタジオ」を立ち上げ、マクアケのスタッフが大企業の中に入って新商品プロジェクトの立案から関わっているそうです。

番組放映時にはライオン初の美容家電やシャープの日本酒保存容器、富士通の電子メジャーなど、すでに17企業30件の新製品プロジェクトを成立させていました。

番組ではMIS(マクアケ・インキュベーション・スタジオ)の責任者で、マクアケ取締役の木内文昭さんがマクセル社のプラスチック成形の独自技術“リッチフォーム”を使った「電子レンジでチンするだけでローストビーフができる容器」の開発現場を取材していました。

さらに、マクアケ木内さんはリクシル子会社ニットーセラと消火器製造のモリタと組み、「消火器のようなきめ細かい泡が出るシャワーヘッド」という斬新な新製品も開発し、クラウドファンディングで430万円の資金募集をかけます。

泡シャワー「KINUAMI(絹浴み)」という名称でマクアケにてプロジェクト支援が募られていましたが、4月19日には目標の支援者100名が集まり、プロジェクト成立となりました。支援者には2020年1月にKINUAMI(絹浴み)が届くようです。

マクアケは繊維業界の老舗企業、東洋紡(東証1部上場、証券コード:3101)とも組み、研究所で働くリケジョのアイデアを採用した高機能生地“ウォームニット”を使った「ドッグウェア」のプロジェクトも開始します。

HUGLABO(ハグラボ)というブランドネームを付けたこのドッグウェア、目標金額100万円でMakuake(マクアケ)プロジェクトを始めたところ、なんと支援者500人以上、300万円以上もの資金が集まる大成功な結果となりました。

大企業の中だけだとなかなか新しいビジネスには挑戦しづらいのが日本の現状です。そんな時代だからこそ、東洋紡をはじめ、日本の大企業がクラウドファンディングを積極的に利用していく未来が見えます。

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