プラントハンターや日比谷花壇など新しい挑戦をする事業者が活躍、ガイアの夜明け「今こそ、”植物”で人を呼ぶ!」視聴レビュー

2015年5月19日(火)放送のガイアの夜明け「今こそ、”植物”で人を呼ぶ!」では、”プラントハンター”と呼ばれる西畠清順さんが神戸国際会館の屋上庭園をプロデュースする模様や、日比谷花壇が開発したバラを使ったスイーツ「花咲くローズエクレア」が紹介されていました。

2015年3月、世界中で希少な植物を採取して日本に運び込み、”プラントハンター”と呼ばれる西畠清順さんの指揮のもと、日本橋・高島屋がまるでジャングルのように生まれ変わっていました。ボタニカル・ガーデンという期間限定イベントとして開催されたそうです。

番組ナビゲーターの江口さんが訪問された「代々木VILLAGE」も、プラントハンター西畠さんがプロデュースされた植物庭園が人気です。西畠さんは兵庫県川西市で明治元年から続く、花や植物の卸売り問屋「花宇」の5代目として、年間200トンも外国から植物を輸入しています。

2,000年以降、国内の植物を扱う業界は苦境に立たされているそうです。番組によると、景気低迷による需要の大幅な減少や、安い輸入モノの増加によってピークの1998年と比べ、総産出額は約6割に減っているとのこと。

だからこそ、西畠さんのように景気回復を待つのではなく、施設の集客につながる植物の提案や販売が今重要なののだと思います。番組では西畠さんがスペインから輸入した樹齢200年のオリーブの樹を、神戸国際会館の屋上庭園のメイン樹木として設置するまでの取り組みも紹介していました。

1872年に創業し、全国に約180の店舗を展開する日本最大級の花き小売企業 「日比谷花壇」は、花が売れないと言われる中、年間売上高約207億円と成長を続けています。花をただ売るのではなく、花と緑に囲まれた高齢者住宅の展開、花でおくるお葬式事業など、次々と新規事業を打ち出しているのが特徴です。

そんな日比谷花壇が現在注力しているのが、「フラワースイーツ事業」です。2013年12月に香りの高い希少なバラ「さ姫」を使用し開発したスイーツを期間限定で発売したところ、完売した実績があるそうです。

第1弾のフラワースイーツはギフト用で価格も高めだったため、日比谷花壇では消費者により気軽に食べてもらえるよう、「さ姫」を使った手ごろなエクレアを開発。スイーツ試食会でも人気だったため、お花のスイーツ「花咲くローズエクレア」として正式に販売開始されています。

番組ラストに紹介されていた西畠清順さんプロデュースの神戸国際会館・屋上庭園、神戸に行く機会があればぜひ1度訪問してみたいと思います。今回の番組を見て再認識したのですが、花や木といった植物は、人を惹きつけるだけではく、心を豊かにしてくれる力がありますね。

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