大阪シティ信用金庫や但馬銀行など地域の金融機関の取り組みが興味深い、ガイアの夜明け「今こそ、地元の”助っ人”に!~地域の銀行マン・信金マン~」
2016年12月6日(火)放送のガイアの夜明け「今こそ、地元の”助っ人”に!~地域の銀行マン・信金マン~」は、大阪シティ信用金庫や但馬銀行など地元の経済に貢献するため奮闘する地域の金融機関に光を当てた回でした。
大阪市中央区に本店を置く大阪シティ信用金庫は自社で蓄積している2,400社の取引先の情報をもとに地元企業のマッチングを進めています。信金マンが取引先を回りながら販路拡大や新製品開発、特許など府内の中小企業から集めた情報をデータ化し、大阪シティ信用金庫の企業支援部が取引が成立するよう協力企業を探し出すサポートをしています。
ガイアの夜明けでは大阪シティ信用金庫の企業支援部のリーダー、日比野俊之さんがモーターメーカーから依頼を受け、農業用の低価格な「ライト付き電動アシスト一輪車」の開発に成功するまでの取り組みが紹介されていました。
番組後半、兵庫県豊岡市の但馬銀行が活用する「ふるさと投資ファンド」という仕組みが取り上げられました。ふるさと投資ファンドはネット上で一般から小口融資を募る仕組みで、商品やサービスだけでなく業績によっては“元本+配当金”もあるのが特徴です。
但馬銀行・地域密着推進課の中島高幸さんは2015年5月に創業したばかりの小さな養蜂所&ハチミツメーカー「マイハニー」にも、生産設備投資のための資金としてふるさと投資の活用を提案。ふるさと投資サイトのセキュリテで募集を行い、わずか5日間で資金集めに成功されていました。
まずはふるさと投資で資金を集めると同時に消費者にPRし商品の認知度を高め、その次のステップとして但馬銀行のような銀行が融資やマッチング支援を行い事業拡大をサポートするという取り組みは、他の金融機関でも今後採用されるべき施策だと思います。
ミュージックセキュリティーズが運営するふるさと投資のポータルサイト「セキュリテ」は今回のガイアの夜明けで初めて知ったので、興味を持てる案件があれば当ブログ管理人KENも投資してみます。ふるさと納税のようにふるさと投資も認知度が高まれば良いですね。