マンションや戸建て住宅のマイホーム資産価値を守りたい方必見!ガイアの夜明け「我が家の”価値” どう守る?」
空前の低金利となった住宅ローン金利の追い風もあり、マンションや一戸建てなどを手に入れようという動きも活発です。しかしマンションは管理が、一戸建ては資産価値の減少といったリスクもあります。
2016年9月6日(火)放送のガイアの夜明け「我が家の”価値” どう守る?」は、マンションや戸建て住宅の価値を守る取り組みを追った回でした。これからマイホームを購入しようと考えている方にとって参考になる情報回です。
番組冒頭、修繕積立金の不足によって大規模修繕が約15年間行われていなかったマンションの問題が取り上げられました。日本にある築10年以上のマンションでは現在、修繕積立金の不足問題が増加しているそうです。
438世帯が暮らす千葉のマンション「ブラウシア」は長く住み続けられるマンションにしようと、住民たちが自らさまざまな環境作りを行っており、”住民経営マンション”と呼ばれているそうです。
ブラウシアでは修繕費用を補うために公式ホームページのバナー掲載やより手数料の高い自動販売機の設置など、管理組合自らが収益を得る仕組み作りを行っています。自分が住みたいマンションを自分たちで作り上げてきたことで、ブラウシアの資産価値は年々上昇しているそうです。
今回のガイアの夜明け後半では、一戸建ての資産価値を守るため建売住宅の販売やオフィスビルの賃貸などを手がける「創建」(大阪市)の子会社、株式会社日本戸建管理が2014年末に本格スタートさせた新サービス「家ドック」が紹介されました。
戸建て住宅には管理会社がないため、住民自らマイホームの修繕計画を立て、そのための資金を積み立てていく必要があります。日本では修繕を先延ばしにしたために、戸建ての価値が低下するケースも少なくないそうです。
家ドックは毎月1000円を支払うことで、年に1回、200項目に及ぶ我が家の定期点検を受けることができ、各戸建ての痛み具合に応じた「修繕計画書」も提案してもらえるサービスです。この家の点検&修繕の履歴は「家歴書(かれきしょ)」にまとめられるため、中古として売り出す際の付加価値にもつながります。
家ドックを全国へ拡大するため、日本戸建管理社は各地の工務店やガス会社との連携を進めています。家ドックが受けられる都道府県が増えてくれば、日本の一戸建ての資産価値も向上しそうですね。
今回のガイアの夜明けは、マンションの問題をサポートするNPO日本住宅管理組合協議会の存在や、日本戸建管理社の家ドックなど、マイホームの資産価値を守る際に便利な存在を知れた貴重な回でした。