日本の伝統技術を再活用する「ふく紗」と「京都紋付」が登場!>ガイアの夜明け「リメークで生まれ変わる!日本の〝伝統〟」

2016年8月9日(火)放送のガイアの夜明け「リメークで生まれ変わる!日本の〝伝統〟」では、中古着物を使ったリメイク商品を販売する「ふく紗」と、黒染め技術を使って様々なファッションアイテムを黒く染め直す「京都紋付」の2社が紹介されました。どちらも日本の伝統技術を再活用するという点が共通しています。

いよてつ高島屋で人気のお店として番組で紹介されたのが、着物の生地をリメークした商品を扱う「ふく紗」です。愛媛県松山市内にある「ふく紗」では20年前から着物のリメイク商品を作っており、販路拡大のためにイスラム教徒向けの女性洋服の開発に乗り出します。

ふく紗では日本の中古着物から作った着物の美しさと暑さ対策の機能性を兼ね備えたムスリム衣装を生み出し、2016年7月にイスラム教徒の多いインドネシアに売り込みます。番組を見る限りテスト販売の反応も上々で、今後正式な販路拡大に成功されそうな雰囲気でした。

番組後半に紹介されていたのが、日本で唯一鮮やかな黒染め技術を持っている「京都紋付」です。京都市で100年の歴史と伝統を受け継いでおり、京都紋付には全国から良質な反物が集まってきています。

着物の市場規模が年々縮小する日本から飛び出し、京都紋付は世界展開を加速しています。イギリス・ロンドンの高級セレクトショップでは「BKACKKYOTO」のブランド名で真っ黒な洋服が販売され、若者から高い人気と評価を得ているそうです。

当ブログ管理人KENも投資している株式会社ゲオホールディングス(東証1部上場、証券コード:2681、株主優待あり)では、展開するリユース部門「セカンドストリート」の古着を京都紋付の技術で黒に染め替え、新たなブランド「PANDA BLACK」として再販売もしています。

ふく紗の中古着物を使ったリメイク・ムスリム衣装、そして京都紋付の黒染め技術を使ったユーズド・ファッショングッズの再販売。どちらも新たなオシャレとして、そしてエコな取り組みとして国内&海外で受け入れられていくように感じます。

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