わらび座が取り上げられたカンブリア宮殿「秋田発!地域を活性化する異色の劇団 飲む・見る・泊まる!複合エンタメ企業」

2016年8月11日(木)放送のカンブリア宮殿「秋田発!地域を活性化する異色の劇団 飲む・見る・泊まる!複合エンタメ企業」が取り上げたのが、秋田県仙北市に拠点を構える劇団「わらび座」です。スタジオに登場されたのはわらび座の取締役会長、小島克昭(こじま・かつあき)氏でした。

わらび座は日本の伝統芸能を重んじ、民謡や民舞などを得意とする一方、和製のミュージカル要素を盛り込み熱狂的なファンを抱える劇団です。人口わずか3万人弱の秋田県仙北市のわらび劇場で講演を行いながら、全国各地で巡業を行い、年間の観客動員は劇団四季と宝塚に次ぐ人気劇団でもあります。

株式会社わらび座はわらび劇場にホテル、レストラン、温泉、地ビール「田沢湖ビール」など様々な施設を抱える人気の観光地、年間40万人以上が訪れる「あきた芸術村」を運営しています。売上げはグループ全体で21億、従業員数は240名(平成26年4月)を数えます。

戦後の荒廃したムードを明るくしたいという思いから1951年に東京で誕生したわらび座は、設立から2年で民謡など日本の伝統芸能が根付く秋田に拠点を移し、秋田の農家の仕事を手伝いながら演劇の公演を行っていたそうです。

劇団「わらび座」は踊り体験教室や学校巡業などを通じて、伝統文化の伝授と演劇指導を全国の中学生や高校生を相手に行っています。秋田県仙北市に地域密着型の劇団として根ざしながら、観光客だけでなく子供たちにも目を向けているからこそ、結果としてわらび座やあきた芸術村に多くの人たちが集まるのだと思います。

わらび座では新たな事業として、演劇を使った社員研修や、ブルーベリー「あきたパールベリー」を使った耕作放棄地の再生、地元の国産大麦を使った地ビール開発など地域振興につながる様々な取り組みも行っています。

当ブログ管理人KENは劇団四季と宝塚は知っていましたが、わらび座については今回のカンブリア宮殿で初めて知りました。あきた芸術村、機会があれば訪問してみたいと思います。

ちなみに、わらび座は公式ネットショップを楽天市場に出店しています。わらび座ミュージカルグッズや田沢湖ビール、手作り家具などがお取り寄せ購入できますよ。

わらび座オンラインショップはこちら

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