まるごとにっぽんや三井アウトレットパーク台湾が切り開く、ガイアの夜明け「”未知なる日本”で客を呼ぶ!」感想&評価

2016年2月2日(火)放送のガイアの夜明け「”未知なる日本”で客を呼ぶ!」は、まだ広まっていない逸品を各地から集め、見たことのない日本の魅力として売りにしようという新たな試みを追った回でした。浅草の商業施設まるごとにっぽんと、三井不動産が台湾で展開する三井アウトレットパーク台湾、そして出展する企業が取り上げられていました。

浅草に2015年12月オープンした商業施設「まるごとにっぽん」。47都道府県の名もなき市町村や生産者にスポットを当て、無名でもすごい特産品や観光スポットを外国人観光客や国内の人々に知ってもらうための場所です。

岩手県一関市にある芋農家、向永勝彦さんが生み出した曲田金時というサツマイモを使った干しイモ「黄金甘藷」もまるごとにっぽんのテナントに出品。英語と中国語メニューを用意し、タブレットで動画説明を行うことで、外国人観光客の売上獲得につなげることに成功しているようです。

さらに人口1400人と青森県で人が一番少ない自治体「西目屋村」も観光客を呼び込むためまるごとにっぽんにブースを構え、村人の協力で観光につながる記事を制作し、ブースで外国人に向けてアピールしています。西目屋村へ訪れる外国人が増えると良いですね。

関西を中心に約80店舗を展開する人気お好み焼きチェーンの「鶴橋風月」は、過去にシンガポールなど3か国に出展するものの残念ながら撤退した経験があります。そんな鶴橋風月が新たに出店を決めたのが、三井アウトレットパーク台湾です。

三井アウトレットパーク台湾を運営するのが、アジア都市部への進出に力を入れている日本の大手ディベロッパー、三井不動産株式会社(東証1部上場、証券コード:8801)です。

三井不動産による人材の手配や食材(麺)の調達などのバックアップを受け、三井アウトレットパーク台湾のオープン日、鶴橋風月には長蛇の列ができていました。今後、鶴橋風月の海外展開が再加速するかもしれません。

今回のガイアの夜明けを視聴し、飲食やファッションなどの中小企業の海外進出は、単独で取り組むよりも大手商業施設に入っていく方が成功確率が高いように感じました。三井不動産をはじめ海外進出する大型施設の重要性が今後より増していくと思います。

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