場所も物もシェアする時代に!ガイアの夜明け「「貸す」と「借りる」の新時代〜進化するレンタルビジネス〜」視聴レビュー

2015年10月6日(火)放送のガイアの夜明け「「貸す」と「借りる」の新時代〜進化するレンタルビジネス〜」は、スペースマーケットやアキッパ、レンタルトといった場所や物のレンタルを行う新しいサービスが取り上げられた興味深い回でした。

番組冒頭に紹介されたのが、様々な施設のレンタルを仲介する株式会社スペースマーケットでした。お寺やプラネタリウム、さらには猿島など、ユニークな場所をレンタルできるのが特徴です。個人的にもスペースマーケットのサービスを利用してみたいと思わせられる内容でした。

空いているスペースを駐車場として貸し出しできるサービスとして、大阪のベンチャー企業アキッパが手掛ける「akippa(あきっぱ)」も番組で紹介されていました。現在駐車場は全国に約3,400か所、利用者は3万人以上にものぼるそうです。

本格讃岐うどんをふるまう丸亀製麺では、全国780店舗のうち、60店舗で駐車場が足りないそうです。そこで丸亀製麺を展開する株式会社トリドール(東証1部上場、証券コード:3397、割引券の株主優待あり)は、アキッパ社に店舗周辺の駐車場確保を依頼します。

アキッパ社員の菅田さんが開拓に向かう模様も紹介されていましたが、電話やメールではなく地道に徒歩で1件1件開拓しているようです。計8台分の駐車スペースの確保に成功し、丸亀製麺一之江店の売上アップに見事成功されていました。

服のレンタルサービス「エアークローゼット」を運営しているのが、東京・天王洲で倉庫・保管業を営む寺田倉庫株式会社です。番組では寺田倉庫が手掛ける絵画作品の保管・レンタル・販売サービスの「renTarT(レンタルト)」が紹介されていました。

レンタルトは売り出し中の画家の部屋に眠る数々の作品を保管料無料で預かり、低額のレンタル料で消費者に貸し出すサービスです。また絵が売れた場合は、アーティストに売上金の7割を支払ってくれます。

寺田倉庫では絵画だけでなく、置物や雑貨などのアート作品も貸し出す新サービス「ART STAND(アートスタンド)」も年内に開始予定とのこと。アート作品は購入すると高額ですが、レンタルであれば気軽に借りられるので良いアイデアだと思います。

会場に駐車場に洋服にアート作品、いずれも購入すると考えると高額ですが、レンタルであれば利用価値も頻度も高まります。部屋の貸し出しサービス「Airbnb(エアビーアンドビー‎)」も国内外で人気が高まっているように、今後、シェアする生活がより身近になっていくことでしょう。

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