ファンデリーの阿部公祐社長が登場!カンブリア宮殿「弁当でニッポンを健康に!女性栄養士軍団の挑戦」視聴レビュー

「ファン(楽しさ・感動)」と「デリバリー(宅配)」を組み合わせた社名を持つ、マザーズ上場企業の株式会社ファンデリー(証券コード:3137)の阿部公祐(あべ・こうすけ)社長が2015年10月8日(木)放送のカンブリア宮殿「弁当でニッポンを健康に!女性栄養士軍団の挑戦」に登場されました。

肥満や高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病は、年配の方だけでなく30代など比較的若い世代でも増えています。そんな食にも通じる問題を解決するため、ファンデリー社では健康にダイエットしたい人、食事制限が必要な病気の人向けまで、200種類以上のお弁当を販売しています。

しかもファンデリーの女性社員40人は全員が管理栄養士・栄養士の資格を持ち、顧客から血液データを預かり、“栄養管理のプロ”としてメニュー開発からお客さんの電話応対、さらに利用者一人一人に対する相談にまで乗ってくれるのが特徴です。

番組冒頭、横浜市で一人暮らしをする小山さんがファンデリーの愛用者として紹介されていました。ファンデリーの健康弁当を食べ続けてきたことで、かつて肥満だった小山さんは1年半で体重20キロ以上、ウエストも10センチ以上のダイエットに成功されたそうです。

ファンデリー社の宅配弁当のメニューはハンバーグやオムレツなど、一見高カロリーな物もありますが、いずれも500キロカロリー以下で塩分は控えめに抑えられています。しかもしっかり味が付いていて美味しいとお客さんからも好評なようです。

宅配されるお弁当は冷凍されており食べたい時にレンジでチンするだけと簡単なため、高齢者向けの宅配弁当としても最適だと思います。ファンデリー社の利用者はいまや16万人にも上り、売上も26億円に達しているそうです。

本社がある東京・赤羽をもじって「AKB40(AKABANE40)」と名付けられたファンデリー社の栄養士軍団は、宅配弁当のおまかせ定期便を顧客ごとにヒアリングやカウンセリングと通じて設計もしています。

ファンデリーを立ち上げた阿部公祐社長は、元は保険の営業マンだったそうです。宅配業界に可能性を感じ野菜の販売で独立されたそうですが、事業が軌道に乗らず悩む日々が続いていたとのこと。

そんな時、顧客から「糖尿病なので気軽に食べられる健康弁当があればいいのに」という声を寄せられたことで、栄養士を雇いメニュー開発から食事指導までトータルで行う、今までにない宅配サービスのアイデアをひらめいたそうです。

ファンデリーのメイン顧客は病気やその予備軍の人たちですが、やはり時代もあってかダイエット目的の20~30代の女性たちも増えています。若い女性に受け入れられる宅配弁当にするため、カロリーや塩分控えめという原則は守りつつ、タイ料理のお弁当など女性に受け入れられる商品開発をファンデリーでは進めています。

さらに、味の素と「ギョウザ」、エスビー食品と「レトルトカレー」など、大手企業とのコラボで様々な健康施行食品の開発も行っています。2015年9月には、糖尿病やメタボの人でも食べられる低カロリー大福の販売も開始しています。

番組終盤、東京・中目黒にある若い女性に人気の“野菜を使ったスイーツ”が売りの人気スイーツ店「パティスリーポタジエ」と組んで、ヘルシーシュークリームの開発に成功する模様が流れていました。低カロリースイーツは今後人気が高まりそうです。

ファンデリー社の株価はマザーズ上場日の2015年6月25日(木)から右肩下がりを続けていましたが、9月末ごろから大きく株価を上げ始めています。競合他社の宅配弁当と比較され、ファンデリーの優位性を投資家に認識されはじめているのかもしれません。株主優待が無いのが少し残念です。

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