デジタルグリッドソリューションズとテラモーターズが登場!ガイアの夜明け「日本の技術で世界を救う!新ベンチャーの底力」視聴レビュー

2015年9月1日(火)放送のガイアの夜明け「日本の技術で世界を救う!新ベンチャーの底力」では発展途上国の問題解決に貢献することで、ビジネスにつなげようとしている電気の量り売りを行うデジタルグリッドソリューションズ社と、電動バイクを販売するテテモーターズ社が紹介されていました。

番組冒頭、未電化率76%と高い数値になっているアフリカ・タンザニアに乗り込み、電気の量り売りを行うデジタルグリッドソリューションズ社の取り組みが取り上げられました。タンザニアの電気が通っていない村では、ケロシンと呼ばれる灯油型の明かりを使って料理を作っているそうです。

デジタルグリッドソリューションズ社ではどの村にも必ずある個人商店キオスクに、ソーラーパネルと充電バッテリー、制御装置を設置し、「ワッシャ」サービスと名付けた電気の”格安量り売りビジネス”を展開しています。

ワッシャサービスではスマホも充電できるランタンやラジオ、小型の扇風機、充電式の髭剃りなどもレンタルすることで、電機のある便利な生活を体験してもらう取り組みも注力しているとのこと。アフリカの無電化地域に希望の光と灯す素晴らしい活動だと思います。

ガイアの夜明け後半、ガソリン代が高く環境問題も抱えるアジア各国に、電動バイクを販売しているベンチャー企業「テラモーターズ社」が紹介されていました。天然ガス由来のCNGで潤ってきた天然ガス産出国のバングラデシュでは、中国メーカー製のバッテリーの質が悪い電動バイクが大半を占めています。

15年後には枯渇されると言われるバングラデシュの天然ガス。テラモーターズ社では中国メーカーに比べて質の高い充電器とバッテリーを搭載した電動バイクを、中国メーカーの電動バイクと同じ21万円という価格でバングラデッシュ・フォリドプールにて売り出します。

工場での生産が遅れるといったよくあるトラブルも乗り越え、バングラデシュ1号店のオープンには多くのタクシードライバーたちが店に押しかけていました。テラモーターズ社の電動バイクはバングラデシュはもちろん、燃料費高騰に悩む新興国で受け入れられると思います。

日本の大手メーカーでは利益確保が難しく進出できない新興国でも、日本のベンチャー企業であれば小ロット、小コストで挑戦することができます。デジタルグリッドソリューションズやテラモーターズといった日本の勢いのあるベンチャー企業の活躍が、今後世界でもどんどん目にするようになると期待しています。

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