新幹線開通で盛り上がる北陸地方のビジネスに注目!ガイアの夜明け「新幹線が拓く!新たな挑戦」視聴レビュー

2015年3月31日(火)放送のガイアの夜明け「新幹線が拓く!新たな挑戦」は、新幹線開通で盛り上がる北陸地方のビジネスに光をあてた回でした。北陸の和菓子や工芸品、びるだん和紙の合わせガラスは国内だけでなく、海外客にもアピールできると思います。

東京・秋葉原に本社を構えるグローバル企業YKKは、東日本大震災を機に東京から富山県黒部市に本社機能の一部移転を進めています。2015年3月14日に開通した北陸新幹線によって通勤や出張がしやすくなったことも、黒部市に本社機能を一部移転する理由だそうです。

北陸の人気和菓子店「山海堂」は海外の日本ファン向けに”メード・イン・ジャパン”商品だけを販売するネット通販サイト「ジャパンスクエア」から声をかけられ、海外客向けに新商品「はるほのか」を開発します。

「ジャパンスクエア」をJR西日本と共に運営するのが大阪のベンチャー企業、株式会社ナビバードです。西日本の食材や工芸品を製造工程の写真とともに丁寧に紹介することで、現在、120カ国に約70万人の顧客を持つまでに成長しています。

ジャパンスクエアでは1万本の1の確率という希少な「黒柿」で作った鞄や財布を販売するなど、新幹線開通に合わせて北陸エリアの和菓子や工芸品を海外ユーザー向けに特集紹介しています。ネット通販はもちろんですが、ジャパンスクエアの丁寧なサイトは外国人観光客の獲得にもつながると思います。

ちなみに、黒柿の財布や鞄はネット通販大手の楽天市場でも多数販売されています。退職祝いや結婚祝い、入学祝いなど普段とは少し違ったシチュエーションの贈り物には黒柿の工芸品は最適だと思います(⇒楽天市場の「黒柿」関連商品

番組後半に紹介されたのが、北陸新幹線の窓ガラス製造を請け負った富山県高岡市にあるガラス加工一筋のメーカー、三芝硝材株式会社です。「合わせガラス」の技術に強みに持つ三芝硝材社では、新たなガラス製品として富山伝統の「蛭谷(びるだん)和紙」をガラスに挟み、巨大装飾ガラスに仕立てる取り組みを行っていました。

びるだん和紙独特の凹凸がガラスの間に空気の泡を作ってしまうため合わせガラスの職人を悩ませていましたが、さすがはガラス一筋メーカーの職人、”和紙ガラス”の開発に見事成功!巨大和紙ガラスは現在、三芝の本社ビルに飾られています。

今回ガイアの夜明けで紹介されていた北陸の和菓子や工芸品、そしてびるだん和紙の合わせガラスは国内はもちろん、海外客にもアピールできると思います。2020年の東京オリンピックに向けて、北陸地方はまだまだ盛り上がりそうです。

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