スシローの「ツマミグイ」、がってん寿司の「承知の助」、ガイアの夜明け「回転寿司…驚きの新業態!」視聴レビュー

2015年2月3日(火)に放送されたガイアの夜明け「回転寿司…驚きの新業態!」は、回転寿司業界第1位のスシローが新しく2015年1月に新しく始めた「ツマミグイ」と、埼玉の人気回転寿司チェーンがってん寿司が展開する「承知の助」という新業態を取り上げた回でした。

1958年の「廻る 元禄寿司」が日本で初めて回転ずしを初めてから50年以上、自動化やチェーン展開等によって回転寿司店は時代にあった進化を遂げてきています。

寿司ロボットなどで人件費を削減し、その分浮いた予算を食材にかけてきたことで、美味しい回転ずしとしてファミリー層からも高い人気を誇るスシロー(運営は株式会社あきんどスシロー)。回転寿司業界第1位のスシローが2015年1月に始めたのが、「ツマミグイ」という女性も入りやすい都心型の店舗です。

郊外のロードサイドを中心に全国約400店舗を展開してきたスシローですが、ツマミグイでは回転レーンを無くし、寿司だけでなく一品料理も食べられる”カジュアル寿司ダイニング”を目指しています。

ターゲット客層である20~40代の女性を取り込むため、あきんどスシローの豊崎賢一社長は紅芯大根や赤大根などの根菜を仕入れ、ロール寿司も2貫から用意するなど、女性受けメニューの新開発に注力されたそうです。

当ブログ管理人の自営業者KENもよくスシローには行くので、今回紹介されていたツマミグイにもいつか機会を見つけて食べに行きたいと思います。

ちなみに、あきんどスシロー社は2015年1月15日、豊崎賢一氏が代表権を返上し取締役最高顧問に就任し、後任の社長として日本航空(JAL)の再建も手掛け、アパレル大手ワールドで専務を経験した水留浩一氏が就任すると発表しました。新社長の下、スシローがどう進化していくのが注目されます。

番組後半で取り上げられていたのが、”酒とつまみ”を充実させた新型のファストフードやコンビニです。埼玉県を中心に60店舗を展開する回転寿司業界第7位の「がってん寿司」(運営は株式会社アールディーシー)も、「承知の助」という名前の酒とつまみを充実させた店舗を運営しています。

承知の助の店内カウンターには寿司職人がいて、回転レーンは見当たりません。プライベート感を出した個室もあり、注文したメニューは配膳レーンを通って個室まで届けられます。

つまみのラインアップも日替わりや期間限定で旬なこだわりの素材を集めたことで、がってん寿司のアルコール比率6%と客単価約1,800円に比べ、承知の助はアルコール比率20%、客単価も約2,200円と好調な数字です。

2015年1月中旬、アールディーシーのバイヤーは鳥取県境港に訪れ、承知の助の2月限定メニューとして紅ズワイガニを仕入れます。殻から抜いたばかりの紅ズワイガニの刺身や、紅ズワイガニの甲羅焼きはお酒にも会いそうです。

寿司は日本食の代表として海外でも高い人気を誇ります。スシローやがってん寿司のような回転寿司メーカーも、今後、海外で大きく成長できる可能性があります。両社ともに上場していませんが、いずれ上場する事を願って注視して行こうと思います。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です