ファミマとビッグエコー、郵便局と三越伊勢丹、コラボで成長!ガイアの夜明け「今を生き抜く!共同戦線」視聴レビュー

2014年6月3日(火)に放送されたガイアの夜明け「今を生き抜く!共同戦線」を視聴。まったく違う業種の店舗が手を組み、足りない部分を補い合う仕組みについてMOSDOやファミマ×ビッグエコー、郵便局×三越の取り組みなど、具体例を交えながら取り上げられていた回になります。

難組冒頭のシーン、2014年5月27日にモスバーガーとミスタードーナツの合同新作発表会が行われ、お互いのメニューを交換っこした商品販売を告知されていました。2社の合体店舗、「MOSDO(モスド)」も展開しています。

コンビニチェーンのファミリーマートと、ビッグエコーを運営する第一興商が手を組んだ一体型店舗が2014年4月に東京・蒲田駅前にオープンしました。入口は1つで、右側にカラオケルーム、左側にはファミリーマートの店舗があります。カラオケルームは買った飲み物や食べ物の持ち込みが許可されているため、普通のカラオケルームに比べて安く楽しめます。お昼時に高齢者の1人カラオケなど、楽しみ方も広がっていました。

ファミマとビッグエコーのコラボ店は、昼は高齢者、夜はサラリーマンやOLでにぎわっていました。ただ、昼時の高齢者はカラオケは楽しむものの、ファミマでは買い物していないというデータも。そこでメニューにおでんやサラダなどを載せ、高齢者のコンビニ需要開拓に成功していました。

ファミリーマートではJA全農が運営する「Aコープ」との共同店舗もスタート。JAの新鮮な農作物や、ファミマのお弁当やスイーツなど、1店舗で買い物が可能な場所を作り出していました。こうした共同運営店舗をファミリーマートでは強化していくとのことです。

2014年4月、百貨店業界トップの三越と全国2万以上の郵便局を持つ両社が共同で新たな通販カタログ事業に乗り出しました。三越伊勢丹グループのバイヤーが選りすぐった衣料品や雑貨などを、全国の郵便局を通じて販売する取り組みです。

日本郵便の通販は各地の特産品などの食品分野に強みを持っていますが、それ以外は不得意というのが現状でした。三越伊勢丹と組むことで、そのブランド力と商品力を高める狙いがあります。三越伊勢丹側はも全国隅々まで網羅する郵便局のネットワークで、苦手としていた地域の需要を掘り起こす目的があります。

これまでの三越伊勢丹の顧客層よりも、郵便局の顧客層は若い層が多く新たな市場開拓にもつながっていました。番組では北海道・余市町で三越とのカタログ通販を広める取り組みも紹介されていました。特に高齢者にとって、郵便局と三越という2つのブランドの信頼感は相当に高いと実感した番組内容でした。

今回のガイアの夜明けで紹介されていた企業のうち、ビッグエコーを運営する株式会社第一興商はジャスダック上場企業(証券コード:7458)、コンビニ業界第3位の株式会社ファミリーマートは東証1部上場(証券コード:8028)、株式会社三越伊勢丹ホールディングスも東証1部上場(証券コード:3099)の企業です。第一興商と三越伊勢丹は株主優待もあり、そこまで高く無い価格で購入できるので株の投資候補として検討したいと思います。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です