イオンモール幕張新都心とららぽーと東京ベイの真剣勝負が熱い!ガイアの夜明け「激突!巨大ショッピングモール」視聴レビュー

2013年12月24日(火)のクリスマスイブに放送されたガイアの夜明け「激突!巨大ショッピングモール」を遅ればせながら視聴しました。当ブログ管理人の自営業者KENも興味を持っている“ショッピングモール”がテーマでした。2014年度も巨大ショッピングモールは全国に増える事が予想されますので、2013年末を締めくくるにふさわしい回だったと思います。

2013年12月20日、日本初出店となるデンマークの北欧雑貨店「ソストレーネ・グレーネ」に子供が仕事を体験できるテーマパーク「カンドゥー」、さらにボルダリングスタジオの「PEKIPEKI」など、人気店舗や注目店舗が多数入った『イオンモール幕張新都心』がオープンしました。

ガイアの夜明けで紹介されていたのですが、イオンモールは関東地方だけで31か所もあり、ららぽーと等の三井不動産が展開するショッピングモールは関東に13か所あるそうです。そして「イオンモール幕張新都心」と「ららぽーと東京ベイ」の施設間の距離はわずか5キロと、今後熾烈な集客争いが予想されるエリアです。

千葉県船橋市にある「ららぽーと東京ベイ」は1981年の開業以来、延床面積を拡大しリニューアルを繰り返し、テナントも積極的に入れ替えることで「客に飽きさせない」店舗づくりを目指してきたそうです。その甲斐もあってか30年間にわたり売り上げも右肩上がりで、年間の来館者数は東京ディズニーランドに匹敵する約2,500万人を誇るまでに成長しています。

そんな「ららぽーと東京ベイ」は、新規オープンする「イオンモール幕張新都心」に対抗するため、切り札として人気スーパーマーケットのロピアを誘致します。またリニューアルオープンするららぽーと西館に赤ちゃん本舗とトイザらスを日本で初めて隣同士で出店させるなど、他のショッピングモールでは見ない取り組みも進めます。

番組では2013年11月22日のららぽーと西館リニューアルオープンの模様も紹介されていましたが、オープン限定の目玉商品としてロピアのA5ランク牛肉が激安価格で販売されており、たくさんのお客さんが行列をなしていました。またアカチャンホンポとトイザらス・ベビーザらスの隣接も、子連れのママさんにとても好評なようでした。

一方、”時間消費型”のショッピングモールをうたうイオンモールは京成バスと組み、イオンモール幕張新都心と最寄り駅をつなぐ新しいバス路線を新設します。イオンモールの店舗によっては夜遅くまで営業する店もあるため、京成バスにとっても運行時間の遅い最終バスを増設できるなど、利益が見込める取り組みです。

イオンモール幕張新都心ではショッピングモール初出店を14店舗も集めた、18の飲食店が入るフードコート「ライブキッチン」を用意します。ライブキッチンでは客が調理工程を間近で見れる工夫が凝らされているのが特徴です。また、ばかうけで有名な栗山米菓の「せんべい焼き体験コーナー」もイオンモールに誘致します。さらに、金谷漁港でその日に穫れた鮮度抜群の魚介類をイオンモール内のスーパーで販売する事を決定します。

こうした工夫を凝らしたアイデアによって、イオンモール幕張新都心のプレオープン日もオープン日も大行列ができていました。ばかうけのせんべい焼き体験で笑顔を見せる子供たちに代表されるように、ファミリー全員で楽しめるショッピングモールという印象を受けました。

イオンモール株式会社は東証1部上場企業(証券コード:8905)で、イオンギフトカードやカタログギフトがもらえる株主優待も提供しています。また、こちらは株主優待は無いものの、ららぽーとを運営する三井不動産株式会社も東証1部上場企業です(証券コード:8801)。進化し続けるショッピングモールは、日本はもちろん世界展開もできる分野だと思います。投資先として検討してみても良いかもしれません。

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