工場や建設現場で女性が活躍、ガイアの夜明け「シリーズ「働き方が変わる」第6弾 女性技術者が現場を変える!」視聴レビュー
2013年11月19日(火)に放送されたガイアの夜明け「シリーズ「働き方が変わる」第6弾 女性技術者が現場を変える!」を遅ればせながら視聴しましたので、レビュー記事を記しておきます。建設現場や町工場など、現場で働く女性にフォーカスした回になります。
当ブログ管理人の自営業者KENは初めて聞いたのですが、「ドボジョ」(=土木系の仕事に携わる女性)という言葉が流行っているそうです。最近の工事現場は更衣室など女性が働きやすい環境が整い始め、女性の技術者が増えているとのこと。東京オリンピック開催も1つのキッカケになっているのだと思います。
若い女性向けの雑誌には「ドボジョ!」というタイトルのマンガが登場し、単行本になるほどの人気となっています。大成建設株式会社では現場で働く女性の技術者が10年前までほとんどいなかったそうですが、現在は75人も働いているそうです。今では現場監督を務める女性もいるほどです。
番組では大成建設のドボジョ、町田さんの活躍が取り上げられていました。屈強な男性作業員に囲まれながら、細かい気遣いを武器に建設現場で活躍されていました。
大阪府の東大阪市は関西を代表する町工場エリアです。約6,500軒の町工場がひしめく東大阪に、金属の穴あけを専門とする小さな町工場エストロラボがあります。特徴はどんな金属でも穴をあけられる細穴放電加工の技術と、女性だけで立ち上げた町工場だという点。現在6人の社員のうち、5人が女性職人です。
エストロラボではチタンなどの硬い金属から、炭素カーボンのような化学材料まで、直径0.1mmほどという細さで穴を開けられます。設立してまだ7年ですが、技術力と女性ならではの丁寧な仕事ぶりが評判を呼び、全国に650軒の取引先を持っているそうです。
2013年10月に大阪で開催された関西機械要素技術展では、確かな技術力を武器に台湾の精密機械メーカーを新たな取引先として開拓していました。エストロラボが目標としている細穴放電加工機の製造メーカーで、女性社長が率いる台湾のオーシャンテクノロジー社も素晴らしい会社だと感じました。
ガイアの夜明けによると、男性のイメージが強かった職場に女性を採用したことで成果を上げている企業も増えているそうです。例えば鉄道会社や引っ越し会社、美容家電などなど、女性の活躍が広がっています。
商品に付けるラベルや荷札を印刷する機械の保守・点検を業務とするサトーシステムサポート株式会社は去年、女性エンジニアによる保守サービスチームを創設しました。アパレル会社や病院など多くの女性が働く取引先では、女性エンジニアの方がスムーズに話も進むそうです。
サトーシステムサポート社では女性チームの結成後、契約を継続する件数が増えているそうです。そのため現在3%しかいない女性エンジニアの割合を、2020年までに20&まで増やす方針だそうです。
現場で働く女性技術者が増えれば触れるほど、日本経済もより一層元気になると思います。女性の新たな視点が加わることで、これまでにない新たな視点の商品やサービスも生み出されるはず。女性が元気に活躍できる企業を、管理人KENも応援して行きたいと思います。