節約志向&消費税アップで中古品ビジネスはますます活況に!?ガイアの夜明け「眠れる”お宝”買い取ります!」視聴レビュー

2013年10月01日(火)に放送されたガイアの夜明け「眠れる”お宝”買い取ります!」の視聴レビュー記事です。節約志向の高まりや消費税増税を控え、中古品ビジネスが活況だそうです。番組ではコメ兵やリカーオフ(ハードオフ)、リベラーラ(ガリバー)などの中古ショップが紹介されていました。

日本最大級のリサイクルショップ「コメ兵」を運営する株式会社コメ兵は、円安効果もあり日本を訪れる外国人観光客にも人気とのこと。ただ人気ゆえに中古品の仕入れが間に合っておらず、2013年8月から通販サイトの千趣会ベルメゾンネットと提携し、ベルメゾンが全国に抱える900万人以上の会員から不要なブランド品を送ってもらうネット買取サービスを開始しました。

長い間飲まれないまま家の中に放置されていることも多いお酒。そんなお酒を買い取る店が、2013年7月に東京・高円寺に1号店がオープンされた「リカーオフ」です。ソムリエとワインアドバイザーの資格を持つ店長があらゆる種類の酒を査定し、持ち込みだけでなく自宅に出張しての査定・買取を行っています。

リカーオフを運営するのは家電やファッション、おもちゃなどの中古品を扱う「ハードオフ」を運営する株式会社ハードオフコーポレーションです。リカーオフでもコメ兵と千趣会ベルメゾンのように、宅配買取サービスをスタートしていました。

中古車の買い取りで業界最大手の株式会社ガリバーインターナショナルでは、これまで買い取った中古車を主に自動車のオークション会場で転売してきました。しかし今ではガリバー店舗での自社販売に力を入れ始めています。

例えば2013年2月に1号店をオープンした高級車の専門店「リベラーラ」では、通常のガリバーとは違う高級感に溢れる店内にし、フェラーリやポルシェなどの高給中古車を専門に取り扱っています。これまであまりガリバーを利用しなかった富裕層が、次々と買いに訪れているとのことです。

また家族で訪れやすい車のテーマパーク「WOW!TOWN(ワオタウン)」や、ガリバーアウトレット専門店をオープンするなど、中古車の査定だけではなく様々なスタイルで“中古車の販売”にも注力していることが分かります。

ガイアの夜明けではブランド品、お酒、そして車が取り上げられていましたが、節約志向と消費税増税の影響で今後ますます中古品ビジネスは活況になると思います。中古品を仕入れるためにネットを活用する動きも広がりそうですね。

ちなみに、番組で紹介された株式会社コメ兵は東証2部上場企業(証券コード:2780)、株式会社ハードオフコーポレーションは東証1部上場企業(証券コード:2674)、そして株式会社ガリバーインターナショナルは東証1部上場企業(証券コード:7599)と、3社すべて上場企業です。株主優待はいずれも実施していませんが、1~3%台と比較的高い配当が設定されています。

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