大戸屋の三森久実会長が語る、カンブリア宮殿「定食一筋50年の人気チェーン! 「うまい」に挑み続ける独自戦略」視聴レビュー

2013年9月26日(木)のカンブリア宮殿「定食一筋50年の人気チェーン! 「うまい」に挑み続ける独自戦略」を視聴しましたので、レビュー記事をブログに記しておきます。当ブログ管理人である自営業者KENも愛用している定食屋「大戸屋」の三森久実(みつもり・ひさみ)会長が登場した回になります。

定食一筋、50年以上。「入りやすくて、おいしい」と女性にも大人気の定食チェーン、それが大戸屋です。全国に約300店舗を展開し、家庭料理の定食を30種類以上そろえているのが特徴です。

2013年9月当時の大戸屋人気メニューランキングは、第3位が野菜を食べたい人が大満足する「炭火焼バジルチキンサラダ定食」(830円)、第2位は創業時からの名物メニュー「特選大戸屋ランチ」(650円)、そして第1位は黒酢あんを使った酢豚風の逸品「鶏と野菜の黒酢あん定食」(790円)でした。

大戸屋はセントラルキッチンを持たず、店舗で仕込みから調理まで行っているのが特徴とのこと。そしてお客さんから注文を受けてから調理開始しているため、おいしい状態で食することが可能です。

大戸屋を運営する大戸屋ホールディングスを率いるのが、三森久美会長です。かつて店で腕を振るっていた料理人でしたが、大戸屋の創業者である伯父の死をきっかけ1979年に店を継ぎ、大戸屋を拡大させてきた立役者です。

大戸屋はもともと男性客ばかりの定食屋でしたが、吉祥寺の店を火の不始末により全焼させてしまったことをキッカケに、三森会長は「女性が1人でも気軽に入れる定食屋」をコンセプトとして打ち出します。そして今では平均4割が女性客、売り上げも200億円を超えるまでに成長しています。

また大戸屋では店長候補に15日間に渡る泊まり込みの研修も受けさせています。さらにアルバイトのために調理方法のマニュアルやDVDを配布し、食材の揚げ時間や具材の盛りつけ位置まで細かく指定しています。

また各店舗には本かつおの削り節が作れるオリジナル機械や、セラミックボールを使って炭火焼を再現できる炭火焼グリラーなど、超ユニークなオリジナルの調理機械を入れています。

大戸屋は海外6つの国と地域に73店舗を展開するグローバル企業でもあります。そんな大戸屋が今、力を入れているのがヘルシー志向が高まっているアメリカ・ニューヨークだそうです。日本と同じやり方、同じメニュー、同じ味で世界に勝負を挑んでいます。日本のお母さんの味が世界に受け入れられるのは、日本人としてもとてもうれしく思います。

株式会社大戸屋ホールディングスは東証ジャスダック上場企業でもあります(証券コード:2705)。株主優待も実施しており、3月末日に100株所有している株主には税抜き500円分の優待券が4枚贈られてきます。大戸屋は管理人KENもよく食べに行く定食屋なので、株の購入候補リストに入れたいと思います。

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