がんこフードサービスの小嶋淳司が登場!カンブリア宮殿「和食チェーンのパイオニアが登場 がんこ一徹!究極のおもてなし術」
2018年11月22日(木)放送のカンブリア宮殿「和食チェーンのパイオニアが登場 がんこ一徹!究極のおもてなし術」に登場されたのが、日本料理のお屋敷レストランやがんこ寿司、炉端焼き、とんかつなど和食を中心に多彩な業態の店を100店舗展開しているがんこフードサービス株式会社の代表取締役会長、小嶋淳司(こじま・あつし)氏です。
美容家・山野愛子氏が昔住んでいた日本家屋の邸宅を改修しレストランとして生まれ変わった東京新宿区にある日本料理店「がんこ 山野愛子邸」のようなお屋敷レストランをはじめ、「ネタは特選&新鮮、職人の腕は一流、値段はほどほど」をモットーに店舗展開を進める鉢巻き姿の職人がトレードマークの和食チェーン「がんこフードサービス」。
創業1963年、大阪・十三にオープンした「がんこ寿司」から始まったがんこフードサービスの歴史ですが、かつてテイクアウト事業への進出&ハイペースの出店攻勢に伴う効率化や利益至上主義が蔓延し、社内にひずみが発生した事もあったそうです。
そこで小嶋会長はテイクアウト事業を売却し、完全撤退するという驚きの決断を下します。以降、小嶋会長は顧客目線の志を共にする仲間の育成に注力し、「人・人・人」を合言葉に従業員の育成に励んでいるとのこと。それが結果として顧客満足につながることに気づかれたそうです。
外国人客を呼び込むために寿司にぎりなど日本文化を体験できるプログラムを提供し、2018年3月に京都にオープンしたお屋敷レストラン「楽々荘」には配膳ロボットを導入するなど、小嶋会長は新しい取り組みも積極的に進めています。
売上高230億円(2017年7月期・連結)、従業員数は3,500名以上に拡大した小嶋淳司会長率いるがんこフードサービス。成功や利益よりも他者への「情」を大切にする理念に共感しました。上場していないのが残念な外食チェーン企業です。