ご当地ソフトやクレミアなどソフトクリーム総合会社の日世、カンブリア宮殿「唯一無二！ソフトクリームの王者 強さの秘密」

2018年9月6日（木）放送のカンブリア宮殿「唯一無二！ソフトクリームの王者 強さの秘密」に登場されたのが、ソフトクリームミックスやアイスクリーム・コーンなどソフトクリームに関連する製品や機械などの製造販売をおこなうソフトクリーム総合メーカーの日世株式会社、岡山宏（おかやま・ひろし）社長です。

ミニストップの人気商品ソフトクリームを生み出しているのも日世のフリーザーです。日世はもともとコーンの製造から始まった会社で、今ではシェア5割を誇るソフトクリーム業界のトップメーカーとなっています。

辻利のような老舗有名店のソフトクリームから道の駅のソフトクリームまで2万社もの取引先から日世が支持される理由の1つが、取引先の要望に応じた細かなソフトクリームミックスの開発ができる点です。

さらに、日世では自社オリジナル商品として、ラングドシャのコーンを使った大人のソフトクリーム「クレミア」も開発。今では全国1,700店で食べられるプレミアム・ソフトクリームです。

日本にソフトクリームを持ち込んだ「日世」

1951年、アメリカからソフトクリームのフリーザーとコーンを輸入し、大阪の百貨店で日本で初めてソフトクリームを販売したのが日世です。1970年に開催された大阪万博ではソフトクリームの食べ歩きという新しいスタイルを日本人に根付かせる事にも成功します。

2010年の上海万博を皮切りに、日世は品質を追求したソフトクリームを武器に中国進出を進めています。中国人の味覚に合わせた烏龍茶ソフトやドリアンソフトといった日世のソフトクリームが販売されるようになると、瞬く間に中国国内でソフトクリームブームが巻き起こったそうです。

ミックス、コーン、フリーザーというソフトクリーム作りに必要なものすべてを製造・販売し、さらに全国各地の道の駅などで販売されているご当地ソフトも開発するなど、まさにソフトクリームの総合カンパニーとも言える日世。日本や中国はもちろんアジア各国でも売り上げを伸ばして行けそうな会社です。