横浜を代表するハングリータイガーが登場!カンブリア宮殿「地元客が熱狂!元祖・鉄板ハンバーグ店 存続の危機から復活した感動の逆転劇!」
静岡県のハンバーグレストランと言えば「さわやか」が非常に有名ですが、神奈川県・横浜にも地元を代表するハンバーガー店があります。それが2018年4月19日(木)放送のカンブリア宮殿「地元客が熱狂!元祖・鉄板ハンバーグ店 存続の危機から復活した感動の逆転劇!」で紹介されたハングリータイガーです。
熱々の鉄板に乗せたハンバーグを客の前で切り分け、肉汁をベースにしたおかわり自由な特製のグレイビーソースをかけて仕上げる絶品ハンバーグが特徴で、地元・神奈川県民から愛される名店として有名です。
平日11時~15時はライスとドリンク付きで1,350円というお得なランチメニュー「ランチオリジナルハンバーグ」が注文できます。レギュラーメニューのハンバーグ単品が同じく1,350円なので、ライスとドリンク分がおトクです。
今回のカンブリア宮殿に登場されたのがハングリータイガーの創業者であり、現会長の井上修一(いのうえ・しゅういち)氏です。O157食中毒とBSEのダブル危機を乗り越え、逆境から完全復活を果たした逆転劇を語られました。
ハングリータイガーの人気の秘訣はオーストラリア産牛肉100%を炭火焼きで作ったハンバーグの味はもちろん、客を満足させる「ワンランク上の接客」です。
店の中心部で肉を焼く“チャコールマン”と呼ばれるスタッフが客席の状況まで細かくチェックし、店全体のサービス向上に努めているそうです。このハンバーグの味と接客サービスにより、神奈川県内にわずか10店舗ながら年間売上は23億2000万円(2017年7月期)、リピート率は80%にもなります。
多店舗化中に起こったO157による食中毒事故にBSE問題
ファミレス大手の「すかいらーく」より1年早い1969年に創業したハングリータイガーは全国展開を進め、一時は33店舗まで店舗数を拡大させます。
しかし2000年2月、ハングリータイガーでO157による食中毒事故が発生してしまいます。さらに不運が重なり、翌年2001年には国内でBSE問題が発生。結果、売り上げも激減する危機に陥ってしまいます。
熱烈なファンの声に支えられた井上会長は民事再生という方法を取らず、33店舗を3店舗にまで縮小しまし。そして肉の輸入元をアメリカからオーストラリアに変更し、独自開発した機械で肉をしっかり焼き上げ、従業員をより大切にすることでV字回復を実現されました。
番組では従業員の幸せを追求する仕組みとして、4連休以上を取得した社員には年2回3万円のお小遣いを特別支給し、さらに店長クラスの管理職であれば年間12万円まで外食費を会社が負担する視察費用など従業員にとってうれしい制度が紹介されていました。
当ブログ管理人はまだ一度もハングリータイガーを訪れた事がないので、今回を機にハングリータイガーが育てた牛肉を使った限定メニュー「ジブラルタ プライムビーフ」を一度ぜひ食べに行ってみようと思います。