日立造船の焼却施設と日本磁力選鉱のリサイクル事業がゴミを資源に!未来世紀ジパング「ゴミは”カネ”なり!」

2017年10月2日(月)放送の未来世紀ジパング「ゴミは”カネ”なり!」はゴミを有効な資源、そしてカネへと帰る世界のビジネスを取り上げた回でした。

ゴミをリサイクルし町おこしにまでつなげているベトナムの村や日立造船の焼却施設、フィリピンの電子ゴミ問題と日本磁力選鉱によるリサイクル事業という、海外における日本のゴミビジネスが紹介されました。

ベトナムの首都・ハノイから車で2時間の所にあるスアンカウ村は、ハノイからゴミを買って来て、リサイクルすることで生計を立てている村として番組で紹介されました。

ゴミだらけの村の中で多くの村民がプラスチックゴミの分別、粉砕、洗浄などの仕事に携わり、豊かな生活を手に入れることに成功してい。まさに「リサイクル村」ですね。

一方、町の回収ボックスから溢れ出て見向きもされない生活ゴミに熱い視線を向けるのが造船技術から撤退し、ゴミ焼却ビジネスに事業を切り替え、ゴミ焼却発電施設で世界シェアNo1を誇る日立造船株式会社(東証1部上場、証券コード:7004)です。

2017年4月にはベトナム初の廃棄物焼却発電プラントの実証運転を開始した日本造船。ベトナムのゴミ問題解決に日本企業の技術が使われているのはうれしいですね。

新しい時代のゴミ問題「電子ゴミ」

日本人にも人気のリゾート地であるフィリピンのセブも、家庭から出る生活ゴミ問題に悩まされています。中でも最も問題となっているのが、古くなった電化製品や携帯などの「電子ゴミ」です。

電子ゴミの中には金や銅なども入っているため、不正な取引が行われ抽出する際に有毒ガスや有毒な液体をまき散らす事態にもなっているそうです。

電子ゴミ問題に危機感を抱いたフィリピン・セブ市は日本の大手リサイクル企業・日本磁力選鉱株式会社とタッグを組み、正しい回収と資源の再利用を推し進める対策ビジネスに乗り出しています。

電気や水も通っていないフィリピンのスラム街では、貧しい人の命を使い終わったペットボトルがライトや蚊取りボトルとなり救っているそうです。ペットボトルと水など簡単な材料だけでできるアイデアグッズですね。

ゴミをただのゴミではなく、利用価値を見出すことが何より大切だということを今回の未来世紀ジパングを視聴し再認識しました。ゴミビジネスは公害で健康被害を経験し、最先端のリサイクル技術を持つ日本が世界に貢献できる分野でもあると思います。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です