芯の強い美人社長の石坂典子氏が登場!カンブリア宮殿「産廃業からリサイクル企業へ大変身! ~絶体絶命から会社を変えた2代目女社長の格闘記~」

2016年7月28日(木)放送のカンブリア宮殿「産廃業からリサイクル企業へ大変身!~絶体絶命から会社を変えた2代目女社長の格闘記~」に登場されたのが、地域の迷惑施設と言われた会社を年商47億円(2015年度)、従業員数150人という日本屈指のリサイクル企業に生まれ変わらせた石坂産業株式会社の石坂典子(いしざか・のりこ)社長です。

子どもから高齢者まで1日楽しく過ごすことができる自然豊かな公園「里山テーマパーク」が埼玉県・三芳町にあります。カブトムシや蛍が生息し、ミニSLもある公園を作ったのが、公園の隣にある産業廃棄物処理事業者の石坂産業株式会社です。

引き取ったゴミの実に95%をエコモアチップや固形燃料、床材などに再使用・再資源化することに成功している石坂産業社は、最先端のリサイクル会社として業界では有名な企業だそうです。

かつて環境を汚す迷惑企業として地元住民から反対運動が巻き起こったこともある石坂産業社ですが、ゴミの不法投棄であふれていた里山公園を綺麗にし、運転手の方々へのおもてなしにも注力し、さらに焼却処理から撤退しリサイクル技術を高めることで今では地元住民から愛される企業へと変貌しています。

1999年に起きた「所沢ダイオキシン問題」により、所沢市周辺の農作物がダイオキシンに侵されているという風評被害が広がってしまいます。所沢の農家の怒りの矛先が向かったのが、汚染源と言われた周辺の産廃業者だったそうです。

当時、ダイオキシン対策を業界に先駆けて取り組んでいたにも関わらず、企業規模が大きいという理由で抗議活動の矢面に立たされていた石坂産業社。社会に必要な仕事をしている父親を助けるため、30歳で社長に就任したのが現在の石坂典子社長です。

改革によって4割の社員は離れて行ったそうですが、石阪社長は40億円かけて完全に屋根で密閉されたほとんど埃を出さないプラントを建設、社員の意識改革も断行し、清潔で環境にやさしいリサイクル企業へと生まれ変わらせることに成功されます。

石坂産業のリサイクル技術はインドネシアのバリ島をはじめ、世界各国のゴミ処理に悩む地域にとって大きな助けになるはずです。残念ながら上場していないため投資できないのですが、リサイクル業界は未来のある業種ですので今後注目して行きたいと思います。

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