インフォマート村上勝照社長とビースタイル三原邦彦社長が登場!カンブリア宮殿「眠れる“資源”を宝に変える!新ビジネスSP」感想&評価

株式会社インフォマート(東証1部上場、証券コード:2492)の村上勝照(むらかみ・かつてる)社長と、株式会社ビースタイルの三原邦彦(みはら・くにひこ)社長のお二人が登場されたのが、2015年12月3日(木)放送のカンブリア宮殿「眠れる“資源”を宝に変える!新ビジネスSP」です。両社に共通しているのが「眠っている資源をネットの力で宝に変える」という点です。

女性人気の高いしゃぶしゃぶ店「GINZA春夏秋豚」で採用されている“越後魚沼健康豚”、つくば市にある「どんべえ つくば赤塚店」の珍魚“八角”など、人気店が珍しい食材を仕入れるサポートをしているのがインフォマート社です。

インフォマート社では全国で様々な食材を生産する中小(メーカー・生産者)と、差別化のために食材を欲しがる外食産業に対して、業務用食材・業務用食品の仕入れ・販売サイト「即決Mart」を提供しています。

さらにインフォマート社では面倒な伝票のやり取りをすべてネット上で済ませてしまう「インフォマート電子化システム」も開発。今や3万社が利用し、このシステム上で取引される金額は約1兆円にもなるそうです。

新たな出会いと手間を省けるインフォマート社が扱うBtoB電子商取引プラットフォームは全国で30万以上の事業所に導入実績があるそうです。日本のこだわりの飲食店とメーカーをマッチングするサービスは非常にユニークかつ将来性があると思います。

カンブリア宮殿の後半に紹介されていたのが、かつて様々な職場で働いていたスキルを持つ主婦と企業のマッチングサービス「しゅふJOB」を運営する株式会社ビースタイルです。今ではしゅふJOBを利用する企業は4,000社、そして主婦の就業実績は4万人に上るとの事。

ビースタイル社では企業の中でどの仕事がどの程度主婦で代替できるのかを分析する独自システム「コンパス」も開発し、企業が主婦を戦力として採用しやすい環境つくりも行っています。番組では中小醤油メーカーで、商品開発のリーダーを務めるパート主婦の活躍も紹介されていました。主婦の力は今後の日本経済を支える根幹になっていくと思います。

インフォマートは年商49.8億円(2014年12月期)で従業員数355名(正社員285名)、ビースタイル社は年商45.7億円(2015年6月期)で従業員数212人(正社員116人)と、売上も規模も似ている企業です。

両社ともにマッチングビジネスを展開し、社長が「誰を幸せにするか」という起業時の意識をしっかり持ち続けているからこそ、成長を続けているのだと今回のカンブリア宮殿スペシャル回を見て感じました。

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