ユニークな旅が人気のクラブツーリズム岡本邦夫会長が登場!カンブリア宮殿「旅作りに客も参加!シニアを夢中にさせる旅行会社の秘密」視聴レビュー

バスツアーの模様からスタートした2015年8月13日(木)放送のカンブリア宮殿「旅作りに客も参加!シニアを夢中にさせる旅行会社の秘密」視聴レビュー記事です。クラブツーリズム株式会社の岡本邦夫(おかもと・くにお)会長が登場された回です。

クラブツーリズム社は日本の旅行業界でJTBグループに次ぐ第2位、近畿日本ツーリストグループの一社です。2013年1月1日、近畿日本ツーリスト株式会社とクラブツーリズム株式会社が経営統合され、商号も「KNT-CTホールディングス株式会社」(東証1部上場、証券コード:9726)とする持株会社体制に移行しています。

年間420万人が利用するクラブツーリズムの特徴は、リピーターの多さだそうです。女性限定の山ガール登山教室や巡礼の旅、お一人様限定ツアーのように、旅行先ではなく、テーマ別に社内チームが分けられています。そのテーマ数はおよそ30にも上るとのこと。

個人的にとくにユニークだと感じたのが、富士山の裾野153キロを17回にも分けて歩くツアー企画です。地元ならではのグルメを楽しみ、旅を通じて仲間を作る。ツアー参加の醍醐味ですね。

旅の文化カレッジというカルチャーセンターもクラブツーリズムでは運営しているため、旅に参加しない時でも仲間を作ることができます。社交ダンスやフラダンスなど年間150講座も開催されているそうです。

番組後半にはクラブツーリズムをこよなく愛するご夫婦が紹介されていました。奥さんはクラブツーリズムのカタログ「旅の友」を3日間かけてご近所さんに配っています。こうした旅の友の配布をお手伝いする利用者は、全国に約7,000人もいるそうです。

クラブツーリズムの原点は近畿日本ツーリスト渋谷営業所が始めた、新聞広告を通じた個人客の開拓でした。シニア客の獲得に成功した近畿日本ツーリスト渋谷営業所は、2004年に分社独立し、その後「旅で共感した仲間を増やすこと」を理念に成長を続けています。

旅行の現場でも子育てを終えた主婦等のお客さん約700人が、顧客目線の添乗員として活躍されています。クラブツーリズムの客だからこそ、客の気持ちが分かり、旅をより楽しくできるそうです。

クラブツーリズムでは高齢化やバリアフリー時代を見据えて、車椅子でも参加できるツアーや、終活バスツアーなども提供しています。一昔前の団体旅行から、今は“何をするか”がメインの個人旅行の時代のようです。

クラブツーリズムの親会社、KNT−CTホールディングス株式会社は「メイト」「ホリデイ」「クラブツーリズムの旅」で利用可能な旅行優待券を株主優待として用意しています。2011年以降、株価も上がっていますし、今後はますますシニアの国内旅行も増えると予想していますので、投資候補として検討しようと思います。

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