はままつフラワーパークの塚本こなみ理事長が語る、カンブリア宮殿「“感動分岐点”を超えろ!リピーター続出の驚き再生術!」視聴レビュー

2015年4月30日(木)放送のカンブリア宮殿「“感動分岐点”を超えろ!リピーター続出の驚き再生術!」に登場されたのが、ゴールデンウィーク期間中の人気観光スポットの1つ、年間100万人もの観光客が訪れる「はままつフラワーパーク」の塚本こなみ理事長です。

栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク」は入園者数110万人を誇る、全国の有料植物園の中でもNo.1のフラワーパークです。350本以上の藤の花が名物のあしかがフラワーパーク、15年前までは経営難にあえいでいたそうですが、今回カンブリア宮殿に登場された塚本こなみ氏です。

日本初の女性樹木医として知られる塚本氏は、フラワーパークの再生請負人としても業界内で注目を集めているそうです。客足が伸び悩んでいた栃木県の「あしかがフラワーパーク」も園長就任後、たった1年で黒字化を実現し、その後来場数を5倍にまで増やした実績の持ち主でもあります。

現在は静岡県浜松市にあるあしかがフラワーパークの3倍の広さを持つ「はままつフラワーパーク」の理事長として活躍しており、就任前は年間30万人に満たなかった来場者を「感動分岐点」をキーワードに就任からわずか2年で入園者は2.5倍、売り上げは3倍に増やすことに成功しています。

徹底したお客目線で来園客を虜にして、2回目以降も訪問してもらえるリピーターを続々と生み出し、クチコミリーダーとして新規ユーザーの集客にもつなげています。

塚本理事長のもと、はままつフラワーパークは花の状態に合わせて料金が変わる変動入園料を採用し、クリスマスイルミネーションを充実させることで冬のオフシーズンにも多くの入園客を獲得しています。

番組で塚本理事長は、そこにしかない圧倒的な価値を1つ提供することで、感動分岐点を超えられると情熱を込めた語り口で話されていました。はままつフラワーパークの「世界一美しい桜とチューリップの庭園」も感動分岐点を超える

番組後半、塚本理事長の半世紀が紹介されていました。22歳で結婚した塚本氏は造園業を営むご主人の仕事を手伝う中で、樹木の世界に足を踏み入れ、自身も一級造園施工管理技士を取得し1992年には女性初の樹木医資格を取得します。1994年には巨大な藤の移植にも成功し、あしかがフラワーパークの理事長に就任。非常にバイタリティ溢れる人生を歩まれてきたことが分かりました。

現在、塚本氏が理事長を務める「はままつフラワーパーク」には定年退職した地元のシルバー人材がアルバイトやボランティアとして働いています。園内の従業員約100人のうち8割がアルバイトだそうです。「お客様に喜んでもらいたい」という気持ちを持ち、みなさん笑顔で勤務されていました。

感動分岐点という言葉を今回のカンブリア宮殿で初めて耳にしましたが、とても素敵な考えだと思います。お客さんも従業員も感動させることで、ビジネスを成功させる。一度ぜひ機会を見つけてはままつフラワーパークの「世界一美しい桜とチューリップの庭園」を見に行ってみようと思います。

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