足し算で愛されるレストランを目指す、矢崎精二社長が登場!カンブリア宮殿「奇跡の復活! ロイヤルホスト15年間長期低迷からの脱却」視聴レビュー

2014年4月10日(木)のカンブリア宮殿「奇跡の復活! ロイヤルホスト15年間長期低迷からの脱却」を視聴しました。ロイヤルホストはファミリーレストランではなく、“ホスピタリティーレストラン”を目指すという、矢崎精二(やざき・せいじ)社長の力強い言葉が響いた回でした。

浮き沈みの激しい外食業界で珍しい勝ち組企業、それがファミリーレストランのロイヤルホストとのこと。「ちょっと高いけどおいしい」「サービスがしっかりしている」と客からの評判も上々で、ファミレスながら2,000円のステーキも売れています。

1971年に誕生したロイヤルホストですが、1996年から15年連続で既存店の売り上げが前年を下回るなど長きにわたる低迷状態に陥り、店舗も約150店閉鎖したこともあったそうです。

この苦境を立て直したのが、ロイヤルホストの現社長、矢崎精二社長です。2011年に矢崎社長が就任し、わずか1年でロイヤルホストの売り上げを回復させたとのこと。

矢崎社長がまず取り組んだのが、徹底したおいしさの追求。ロイヤルホストの特徴である各店舗にコックを複数人置くことを復活させ、ひと手間かけた料理の提供を再開します。また食材も見直し、アメリカの上質な牛肉アンガスビーフや、イタリアの小さなメーカーの評判のパスタを使ったメニュー開発を進めました。またフライパンもより良いものに入れ替えたとのこと。

またロイヤルホストの新店舗では、呼び出しベルを無くし、ドリンクバーも撤廃。これによって客と店員が触れ合うレストランを目指しているそうです。伝説の外食王と呼ばれたロイヤルホストの創業者、江頭匡一氏のDNAを引き継ぎ、矢崎社長は経営方針発表会も再開しました。

さらに「日本再発見構想」を発表。生産者とロイヤルホストそして消費者みんながハッピーになれることを目指し、こだわり抜かれた日本の食材をロイヤルホストが使用することで、生産地のPRにもつなげる目的もあるとのこと。

ロイヤルホストを運営するロイヤルホールディングス株式会社は、東証一部上場企業でもあります(証券コード:8179)。株主優待として優待食事券も半年に1回実施しており、少ないながら配当もあります。株価情報を見て気づいたのですが、リッチモンドホテルも運営しているんですね。愛用しているホテルの1つでもあるので、投資先候補としてリストアップしたいと思います。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です