ハウス食品の浦上博史が登場!カンブリア宮殿「日本の“カレー文化”創った100年企業 家庭で愛される強さの秘密」視聴レビュー

2013年10月10日(木)のカンブリア宮殿「日本の“カレー文化”創った100年企業 家庭で愛される強さの秘密」を視聴しましたので、ブログに視聴レビュー記事を記しておきます。バーモントカレーやこくまろカレーで有名な、ハウス食品グループ本社株式会社の代表取締役社長、浦上博史(うらかみ・ひろし)氏が登場された回になります。

日本人の好きな食べ物ランキングで必ず上位に入り、日本の国民食とも言えるカレーは、当ブログ管理人の自営業者KENも大好きな食べ物です。ハウスのバーモントカレーは、自宅でよく使っているカレールウの1つでもあります。

そんなカレールウ市場で約6割という圧倒的シェアを誇るのが、2013年で100周年年を迎える「ハウス食品」です。バーモントカレーをはじめ、フルーチェ、とんがりコーンなど数々のロングセラー商品を販売する、日本を代表する一大食品メーカーです。

カンブリア宮殿の公式サイトによると、現在、ハウスのカレー商品はルウ80種類、レトルト70種類もあるとのこと。中でも「バーモントカレー」は発売から今年でちょうど50年になり、他社ブランドを抑えて人気ナンバーワンの製品です。

ハウスではカレールウのラインナップを年代別の嗜好に合わせ変えることで、子供の頃は甘みの強い「バーモントカレー」、学生時代は辛さやこくを味わえる「こくまろカレー」、そして大人の「ジャワカレー」へと移り、結婚して子供ができたらまた「バーモントカレー」に戻る、という辛さのサイクルが出来上がっています。

またハウス食品ではバーモンドカレーなどの定番ブランドも3年に1度は味が改良されており、主婦に支持されるよう容器まで徹底研究・進化させているのが特徴です。実際、容器などは昔に比べて簡単にはがせるようになっています。

1913年に漢方薬などのスパイスを扱う店として誕生したハウスは、カレーを広めるために食品業界初の実演販売や独自の宣伝カーなど日本のカレーの普及に貢献してきた企業です。バーモントの発売を機に、それまで大人の食べ物だったカレーを子供が大好きな食事に変えていきます。

そんな100年企業のハウスにとって、今攻めているのが中国市場です。2005年に上海に本格進出し、カレー文化のない中国の地で地道な草の根活動を行っています。例えば家庭用のルウは中国の家庭でよく使われているスパイス「八角」を入れ、色も中国人好みの黄色にし、トマト味のカレーを作り、イベントで親子向けのカレー教室も開いたり、他社の社食にハウスのカレーを提供するなど、様々な取り組むが番組で紹介されていました。

村上龍氏は編集後記で、ハウス食品の創業者・浦上靖介氏と奥様との夫婦間の信頼がハウス食品の礎となり、「家庭・家族を幸福に」という揺らぐことのない理念を作り上げ、バーモンドカレーなどのロングセラー商品の誕生につながったと書かれていました。ハウス食品の歴史は、まさに愛と信頼が幸福を生む、ということの証明でもあります。

ハウス食品グループ本社株式会社東証一部上場企業でもあります(証券コード:2810)。管理人KENはまだハウスの株を持っていませんが、日本の国民食カレーが中国をはじめ世界にもっと広まってくれるよう、1投資家としても応援して行ければと思います。

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