カンブリア宮殿「最強ブランドで世界200カ国に浸透!その強さの源泉に迫る ザ コカ・コーラ カンパニーCEO ムーター・ケント氏」視聴レビュー

今年7月から撮りためていたカンブリア宮殿を10月に入って一気に見ているのですが、10月視聴最初の一本となったコカ・コーラの回が大変面白かったです。1日に18億杯もの飲料を世界で販売する超巨大グローバル企業、コカ・コーラ。そのCEOであるムーター・ケント氏がゲストでした。

コカ・コーラの進出国が国連加盟国よりも多い200カ国以上で、今年約60年ぶりにミャンマーに進出したことで残るはキューバと北朝鮮しかないというスケールにも驚きましたが、それ以上にムーター氏のキャラが強烈でした。

番組の最後に村上龍氏が「人間的な、あまりに人間的なCEO」と編集後記に記されていましたが、管理人KENも同感です。身振り手振りが激しくて、アメリカのホームドラマのお父さんのイメージがぴったりです。

そんなムーター氏は「2020年までに事業規模を2倍にする」という大胆な目標を掲げています。これまでにも斬新な広告宣伝手法で日本はもちろん世界各国でプロモーション展開してきたコカ・コーラが、売上を増やすためには良い商品良い会社にとどまらず消費者に愛して広めてもらうための「ブランド愛」を構築し続ける必要があると、ムーター氏が熱く語っていた姿が印象的です。

個人的にうれしかったのは、日本のコカ・コーラが「アクエリアス」や「いろはす」など、世界でも人気の商品を生み出していることです。日本コカコーラの実績は、1つの巨大企業ではなく地域に根差した企業の集合体であるという、コカ・コーラ哲学ならではの成功だと思います。

肥満体国とも言われるアメリカなど先進国で進む「脱炭酸飲料、脱カロリー」の動きや、水資源の保全に向けた取り組みなど、どんどん新しいスタイルで「ブランド愛」を作り続けているのもコカ・コーラの強みですね。

「成功するのは難しいが、成功し続けるのはもっと難しい。経営者として成功を繰り返す環境を提供する。」と語っていたムーター氏率いるコカ・コーラ社の今後の取り組みに注目です。

ちなみに、日本にもコカ・コーラ社のボトラーが9社あります(2013年10月現在)。そのうち株式上場しているのは下記3社です(カッコ内は証券コード)。

・コカ・コーライーストジャパン株式会社(2580)
・コカ・コーラウエスト株式会社(2579)
・北海道コカ・コーラボトリング株式会社(2573)

いずれも株主優待でコカコーラ製品がもらえますが、2013年10月3日現在の配当利回りと優待利回り、あと企業規模やPER、PBRで考えるとコカ・コーラウエストが一番良さそうです。

管理人KENはまだコカ・コーラ関連株は1社も持っていませんが、カンブリア宮殿を機会に購入候補株リストにコカ・コーラウエストを追加しておこうと思います。実際に購入したらこのブログでご報告します。

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