東京オリンピックに向けベジタリアンやビーガン向けビジネスが盛り上がる!?未来世紀ジパング「世界で拡大中!ベジタリアンフード ~2020年どうする?ニッポン~」
最近、耳にする機会も増えて来た言葉「ビーガン」(完全菜食主義者)。ビーガンとは肉はもちろん、卵やチーズなどの乳製品、そして油にいたるまで、動物性のものを一切食べない人たちを指します。ビーガンを含めベジタリアン食品市場は世界で5兆円規模にまでのぼるとのこと。
2020年の東京オリンピックに向け、多くの外国人観光客の訪問が予想される日本。外国人の5%がベジタリアン(菜食主義者)とも言われる中、当然、ビーガンやベジタリアンの来日も増えることは間違いありません。
2019年1月30日(水)放送の未来世紀ジパング「世界で拡大中!ベジタリアンフード ~2020年どうする?ニッポン~」ではビーガン向け食品やベジタリアン食品の進化、ドイツのベジタリアン事情、東京オリンピックで問題になりそうなベジタリアン向けグルメ不測の問題、そして過激なビーガン団体が取り上げられました。
肉や魚を食べないベジタリアンやビーガンが増える中、世界では本物そっくりの刺身まで登場しています。番組では魚を食べないビーガン向けにビーガンXL社がタピオカを使って開発した「ビーガン刺身」も紹介されていました。
魚を食べないベジタリアン向けに、和のテイストを生かした野菜だけで作るベジ寿司を考案したのがホクサイキッチンです。フランス・パリでベジ寿司のケータリングサービスを始めたところ、今では大人気のサービスになっています。
一方、ソーセージ大国のドイツでは、消費者の健康志向やベジタリアンの増加により肉の消費量が減っているそうです。そんなドイツでは大豆で作ったソーセージの販売や、ベジタリアン幼稚園にベジタリアン御用達の美容室、さらにはコーヒー粉末やキノコの生地で作ったシューズまで登場しています。
フランスでは一部のビーガンが過激化し、精肉店などを次々と襲撃する事件まで発生しています。未来世紀ジパングでは過激ビーガン団体「269ライフフランス」のパリ代表に直撃インタビューをしていましたが、フランスに肉料理があるのが間違いだと考えているなど、思っていた以上に過激な考えを持っていました。
ベジタリアン向けのメニューやサービスの開発は、東京オリンピックに向けて外国人観光客の増加が予想される日本にとって大きなビジネスチャンスになると番組を見て感じました。
未来世紀ジパングの公式サイトでは「あるビーガン男性の生活」という3分弱のWEB限定動画が公開されています。「269ライフフランス」とはまた違ったビーガン団体「L214」に所属し、動物由来の商品から完全に距離を置いた生活を送っている男性が取り上げられています(⇒未来世紀ジパングWEB限定動画はこちら)。