ロボット手術に放射線治療、そして光免疫療法などで癌は治る病気に!?未来世紀ジパング「大きく変わる がん治療最前線」

ダビンチなどロボットを使った手術と放射線治療で公的保険の適用が大幅に拡大されるなど、日本におけるがん治療が2018年4月から大きく変わりました。これまで高額で治療をあきらめざるをえなかったがん患者にとって大きな光明です。

2018年5月16日(水)放送の未来世紀ジパング「大きく変わる がん治療最前線」は日本人の2人に1人がかかり、3人に1人が亡くなるという“癌(がん)”の最新治療の現場に光を当てた回でした。ロボット手術に放射線治療、そして光免疫療法と癌はいずれ治る病気になるはずです。

これまで、前立腺がんなど2つのがんだけだったロボット支援手術の公的保険適用が、2018年4月から「胃がん」や「肺がん」など全9つのがんにも適用されるようになりました。高額ながん治療でも高額療養費制度が使えるため、実質的な負担は10万円程度で済みます。

番組では手術支援ロボットのダビンチを使った最先端の医療現場や、新たな手術支援ロボット「EMARO」の開発を進める産学連携と医工連携のふたつの特色を合わせ持ったリバーフィールド株式会社の取り組みを紹介していました。

値段が高く富裕層のための治療と言われていた放射線治療の一部でも、2018年4月から保険が適用されるようになりました。そのため従来のX線に比べ、がんの部位に強くあたり効果が高いと言われる重粒子線治療もこれまでとは比べ物にならない安い価格で受けることが可能です。

今回の未来世紀ジパングの最後に紹介されたのが、日本人が開発した新しいがん治療法「光免疫療法」です。副作用や入院の必要が無い画期的な治療法として、日本でも楽天が開発支援をしています。

がん治療薬「オプジーボ」の値段が下がっていると今回の未来世紀ジパングでは取り上げられていましたが、これは言い換えると国の医療費が増えているという事でもあります。

がん遺伝子検査によってがん患者に最適な治療法が見つけやすくなり、重粒子線装置など日本の医療機器の輸出が拡大することで、がん患者の減少はもちろん国の医療費削減につながってくれる事を願います。

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