中国とアメリカと日本と台湾の四角関係がどうなる？未来世紀ジパング「日本人が知らない台湾 トランプ大統領で揺れていた！」

世界の参加価値のあるイベント第8位にも選ばれている台湾ランタンのお祭りや千と千尋の神隠しのモデルとも言われる九份など、日本人が多数訪れる人気観光地の台湾。2017年2月13日（月）放送の未来世紀ジパング「日本人が知らない台湾 トランプ大統領で揺れていた！」は、蔡英文氏が総統に就任してから台湾が直面する中国とアメリカとの難しい問題を取り上げた回でした。

中国と距離を置く蔡英文氏が総統に就任してから、中国側は台湾への旅行客を制限するなど露骨に台湾への圧力を強めています。その影響で中国人相手に商売をしていた町は大打撃を受け、多数のホテルが廃業したそうです。

中国人観光客向けに観光バスを扱っていた会社が健康食品事業に乗り出す等、これまで観光業で生計を立てていた台湾人や台湾の企業は新たな事業への進出を余儀なくされているようです。

未来世紀ジパングの取材班は中国とアメリカの間で揺れる「金門島」への突撃取材を敢行。アメリカのトランプ大統領が当選直後、国交がない台湾の蔡英文総統と電話会談したことに中国が反発し、金門島へ中国空母を派遣したことで台湾軍の緊張も高まっているようです。

中国とアメリカの両国に対し、経済的な依存度も高い台湾。そんな台湾では現在、日本の大手建設会社、株式会社熊谷組（東証1部上場、証券コード：1861）が1部屋74億円もする超高級マンションを台北に建設しています。テリー・ゴウ会長が2部屋購入を決めるなど、なんと売れ行きは好調だそうです。お金のある所にはあるんですね。

今回の未来世紀ジパングを視聴し、蔡英文総統とトランプ大統領の誕生は、日本と台湾のより良好な関係構築にもつながると思いました。親日家が多い台湾の観光、そして経済の発展に日本ができることは多々あるはずです。とりあえず、当ブログ管理人KENも今年1度は台湾旅行に行こうと思います。