北朝鮮と中国との関係、そして経済の悪化が態度を変えた!?未来世紀ジパング「韓国ひょう変!?日本に親近感…意外なブームが」放送動画の感想

緊迫の北朝鮮情勢に中韓関係の冷え込み、そして韓国経済の失速によって日本への態度が変わってきている韓国。2016年3月28日(月)に放送された未来世紀ジパング「韓国ひょう変!?日本に親近感…意外なブームが」は、改善傾向が見える韓国と日本の関係を韓国の現状から分析した回でした。

韓国・釜山では今、札幌発のチーズタルト「BAKE(ベイク)」が1日3000個以上売れるほど大人気だそうです。新世界センタムシティモールには巣鴨の有名カレーうどん専門店「古奈屋」が進出するなど、韓国では日本食ブームが起こっています。

親日とは言わないまでも、反日からの変化が見られる韓国社会。韓国が変わってきている理由の1つが、北朝鮮との関係悪化と言えます。北朝鮮の核実験の強行に長距離弾道ミサイル発射など、南北の緊張は高まっています。

番組では韓国と北朝鮮は軍事境界線を挟んで、朴槿恵(パククネ)大統領や金正恩第一書記などお互いの政権を批判するビラ爆弾の応酬を紹介していました。風船にくくりつけられたビラにどこまでの効果があるのかは分かりませんが、韓国からのビラには1ドル札やラジオもあるため北朝鮮のものよりは影響力がありそうです。

アメリカのTHAADミサイル設置問題で対立している中国と韓国は、民間レベルでも中国人観光客を狙った「ぼったくり」の横行によって関係が悪化しているそうです。番組では観光警察によるぼったくりの取り締まりを取材していましたが、正規料金の10倍を徴収するタクシーなど中国人観光客の満足度低下につながる事実は確かにあるようです。

北朝鮮や中国との関係悪化に加え、経済停滞という三重苦に直面している韓国では、日本と競合するのではなく共存する道を探さなければいけない状況にあるのかもしれません。これは日本にとっては良い傾向だと思いますので、これからの関係改善に期待したいです。

ちなみに番組ラストで紹介されていたビジネス書『田舎のパン屋が見つけた「腐る経済」』は、ネット書店でもお取り寄せ購入が可能です。韓国でベストセラーになっている本書、時間を見つけて読んでみようと思います。

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