日本経済成長の鍵はインドにあり!?未来世紀ジパング「インドで広がる日本式!新幹線で中国に逆転!」放送動画の感想

世界第2位の13億人という人口規模を誇り、「日本経済成長の鍵はインドにあり」とまで言われ注目を集めるインド。2016年3月14日(月)に放送された未来世紀ジパング「インドで広がる日本式!新幹線で中国に逆転!」は、そんなインドを取り上げた回でした。インドのGDP成長率は中国を上回り、人口と合わせ急成長を続けています。

インドが誇る世界遺産のタージ・マハル、外国人観光客からも人気の観光名所ですがしつこい押し売りも問題視されています。そんなタージ・マハルでインド産マンゴー100%で作られた日本品質のマンゴークッキーなど、これまでインドには無かったご当地お土産を販売しているのが日本人女性です。

また日本政府が支援した東京メトロをお手本に作られたデリーメトロには、自動改札や女性専用車両といった日本式が採用されています。さらに今回の放送回の主要テーマでもあるインドの新幹線も、日本が中国に逆転し受注に成功するなど日本とインドの距離は近づいています。

未来世紀ジパングの取材班は日本の新幹線を視察に来たインド国鉄の幹部たちを独占取材しており、コストの安い中国製の新幹線ではなく、安心安全な日本の新幹線が選ばれた背景を取り上げていました。経済成長が続くインドでは多少は高くても質の良い商品&サービスが今後選ばれていくのでしょう。

インドには数学の秀才が多く、多くの若者がインドの最高峰大学「インド工科大学(IIT)」を目指しているそうです。ソフトバンクのアローラ副社長にグーグルのピチャイCEOもIIT出身です。

番組ではシスメックス社の面接試験に密着していましたが、毎年12月の就職解禁日にはマイクロソフトやグーグル、IBM、ソニー、楽天など世界の名だたる企業がIITの金の卵を狙って熾烈な獲得競争が繰り広げている現状があります。

日本式の新幹線が採用され、スーパー頭脳を持ったインド人学生が日本企業に就職し、インドの独立運動家チャンドラ・ボースを日本のお寺が供養していて、2014年に首相就任したインドのモディ首相は親日派。これだけの材料が揃っていると、今後の日本とインドの関係も期待できそうです。

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