東南アジアで日本式が沸騰!未来世紀ジパング「最新!”日本式コンビニ”がアジアで革命!?」視聴レビュー

2013年8月19日(月)に放送された未来世紀ジパング「最新!”日本式コンビニ”がアジアで革命!?」、約3か月遅れになりましたが視聴したので、忘れないよう視聴レビューを書いておきます。テーマは東南アジアに進出する日本のコンビニでした。

飲食品や日用品、雑誌、銀行ATM、さらには薬局併設型まで日本のコンビニは生活になくてはならない存在です。コンビニは日本国内に約5万点、売上高は約10兆円という巨大市場。

海外進出も日本のコンビニは注力しており、未来世紀ジパングでは巨大市場アジアを取り上げていました。東南アジアのコンビニ激戦地の1つはインドネシア、人口2億4000万人の90%がイスラム教徒の国です。インドネシア人は海苔のお菓子が大好きというのは番組で初めて知りました。

日系コンビニとしてインドネシアに初進出したのがローソン。ユニクロのファーストリテイリング社の前社長でもある玉塚元一氏のもと、インドネシアで人気のアイドルグループ「JKT48」とコラボしたり、10品から3品を選べる新スタイルのお弁当など、インドネシアでも積極的な展開を見せています。

また市内中心部ではなく、あえてジャカルタ郊外に初出店したのがミニストップ。日本ではできたてファストフードのイートインを配置し、他のコンビニとは一線を介した独自展開をしているコンビニブランドでもあります。大変なオープン準備を乗り越え、2か月後には手作りおにぎりをヒットさせていました。

沸騰ナビゲーターの田中陽氏(日本経済新聞社 編集委員)の未来予測は「日本がアジアのビッグデータを握る!」です。コンビニは高度なPOSシステムで商品を管理し発注を効率化しているだけではなく、購入した人の性別や年齢層、よく売れる時間帯などの細かな消費情報を集めています。

文化や好みの違う東南アジアの消費者情報を把握するのは簡単なことではありませんが、日本のコンビニがインドネシアをはじめとする東南アジアで増えていけば、このPOSシステムによって詳細な消費情報を大量に集められ、アジアのビッグデータをもとに日本メーカーの商品開発に生かせるだろうとの予測でした。

未来世紀ジパングで取り上げられていたセブンイレブン(3382)、ファミリーマート(8028)、ローソン(2651)、そしてミニストップ(9946)はすべて東証一部に上場している大手企業でもあります。海外のコンビニ出店数の合計が日本と同じ5万店にもなっており、東南アジアだけでも1万店もあるとのこと。今後ますます日本のコンビニのアジア進出が加速することでしょう。

ちなみに、管理人KENの住んでいるエリアと働いているエリアの近くには、セブンイレブン、ファミリーマート、そしてローソンが複数店舗あります。中食の代名詞であり、かつ唯一株主優待を実施しているミニストップだけないのが残念です(苦笑)。

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