日本人と相性の良いアフリカ国家!?未来世紀ジパング「コーヒーとゴリラの楽園・ルワンダ奇跡の復興」視聴レビュー

2013年7月29日(月)に放送された未来世紀ジパング「コーヒーとゴリラの楽園・ルワンダ奇跡の復興」を遅ればせながら視聴しました。日本のシニア層は元気ですね。ワールド航空サービス社の秘境ツアーが人気で、中でもルワンダ共和国の名前が挙がっていたのが興味深かったです。

ルワンダと言えば映画「ホテルルワンダ」などで虐殺のイメージを管理人は持っていたのですが、この20年で大きく経済発展していたことを初めてしりました。ボルカノ国立公園のマウンテンゴリラのように、ゴリラビジネスがルワンダGDPの7~8%も占めているのは驚きです。

ルワンダの首都キガリには近代的な高層ビルが立ち並び、あちこちで建設ラッシュが進み、24時間スーパーもにぎわっている。そんなルワンダの発展には、虐殺された側のツチ族出身のポール・カガメ大統領の強烈なリーダーシップがあった事を初めて知りました。

国を会社に見立て、村へのITバス派遣や学校へのパソコン配布など「IT政策」を推し進めながら、外資の誘致と女性の登用も積極的に行う。さらに政府の透明性も高め、賄賂や腐敗が起こりにくくする。

更に「ビジョン2020」を掲げ、2020年までにルワンダを中所得国に押し上げるため、ゴリラツアーを中心とした観光やコーヒー豆などの農業、IT教育、外資誘致のさらなる促進と、小国で資源が少ないシンガポールのような政策を本気で取り組んでいる点に感銘を受けました。

コーヒーハンターの川島良彰さんがフイエ村をはじめ、ルワンダのコーヒー畑をより効果的なものに改善しようと活動されている事を番組で知り、国民性の近さからも日本人がアフリカで最初にビジネスを始めるのはルワンダが合っているのでは、とも感じました。

番組ナビゲーターの乾英二(JICAアフリカ部長)の未来予測にもありましたが、ポール・カガメ大統領のように強烈なリーダーシップを発揮できる人材と彼を取り巻く優秀なルワンダ人がこれからも活躍してくれれば、ルワンダがアフリカのシンガポールになる日はそう遠くないはずです。

今後日本の様々な企業もアフリカ大陸に本格的に進出していくと思われますが、ルワンダに拠点を置いて活動する会社には1投資家視点でより注目してみたいと思います。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です