日産自動車のカリスマ経営者、カルロス・ゴーン氏はなぜ逮捕されたのか?ガイアの夜明け「緊急取材!”ゴーン失脚”の真相」

2018年11月19日、日産自動車(東証1部上場、証券コード:7201、株主優待あり)の元会長カルロス・ゴーン容疑者が東京地検特捜部に逮捕されたという衝撃のニュースが世界を駆け巡りました。

報酬を約50億円少なく有価証券報告書に記載した疑いや、会社の投資資金などを自宅の購入等に充てるなど不正に流用していた疑いも持たれています。

2018年12月25日(火)のガイアの夜明け「緊急取材!”ゴーン失脚”の真相」は衝撃の逮捕劇から1か月後に放送され、なぜカリスマ経営者のカルロス・ゴーン氏が表舞台から引きずりおろされたのかを緊急取材した回でした。

経営危機に陥った日産の再生、スポーツカーGT-Rの復活、電気自動車「リーフ」の開発、そして日産・三菱・ルノーという3社連合の構築など、うまく行っているかに見えたゴーン改革。

そのゴーン改革は番組取材によって取引先の7割が評価する一方、コストカットと利益至上主義によって検査の不正や、独創性のないものづくりにつながってしまっているという声も取り上げられていました。

利益のおよそ半分を日産から得ているフランス・ルノーの動きも気になる所です。日仏両政府の駆け引きが水面下で進んでいるという見方もあります。

番組による日産関係者、経産省関係者、司法関係者、官邸関係者、フランス政府関係者、そしてルノー関係者への1か月に及ぶ取材結果を見ると、日産内部のクーデター説の信ぴょう性も高まります。

逮捕から2ヵ月以上が経った今でもカルロス・ゴーン氏の保釈は認められていません。世界が見守るカリスマ経営者の失脚劇、今後どうなっていくか1経営者としても注目しています。

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