カチタスとビルディングセンターのリフォーム&リノベーションに期待!ガイアの夜明け「ニッポン転換のとき〜住宅編『中古』に価値がある!~新築信仰に挑む~」

日本全国にある空き家は2013年時点でおよそ800万戸に上ると言われており、それが15年後には少子高齢化や実家の相続問題もあり、3倍近い2,100万後にまで激増する予測も出ています。3戸に1戸が空き家になってしまう時代がもう目の前に迫っています。

2018年3月6日(火)放送のガイアの夜明け「ニッポン転換のとき〜住宅編『中古』に価値がある!~新築信仰に挑む~」では日本の空き家問題の解消に向けて、中古物件に価値を生み出そうとするカチタスの中古リフォーム事業と、ビルディングセンタージャパンの古材再利用を取り上げた回でした。

全国に110店舗以上を構え、4年連続で中古物件の販売数ナンバーワンに輝く企業。それが戸建て・マンション中古再生事業を全国で展開する株式会社カチタス(東証1部上場、証券コード:8919)です。

カチタス社の年間の取り扱いは4,000戸以上と、2位の十倍以上の規模を誇っています。カチタスが手がける物件はほとんどが築30年以上で劣化の激しいものばかりですが、台所やトイレ、風呂場などの水回りを全部取り替え、リフォームして販売するスタイルで売り上げを伸ばしているのが特徴です。

リフォーム後の販売価格も1,000万円台で、買い取ってリフォームした家の実に97%が1年以内に売れるそうです。番組でも駅徒歩54分、築38年という条件の悪い中古戸建てをカチタスつくば店が買い取り、まわりの新築の半額近い価格でリフォーム物件を売り出すまでの模様が取り上げらていました。

カフェのある古材店「リビルディングセンター」

長野県諏訪市の商店街に2016年秋にオープンしたのが「ビルディングセンタージャパン」です。建築デザイナーの東野唯史さんと妻の華南子さんが運営し、今では手に入らない良質な木材や建具を販売しています。

ビルディングセンタージャパンの東野夫妻は解体現場で処分されるはずだった良質な廃材を回収し、古材を使ったリフォームを考えている方々などに販売することで本来捨てられるはずだった古材の再利用へとつなげています。

古材で作られた中古住宅だと寒くて住めないという問題を解決するため、断熱性能の高い古材を利用した中古住宅リノベーション事業にも乗り出しているそうです。

カチタスの中古住宅リフォームや、ビルディングセンタージャパンの古材を使ったリノベーション事業が広まれば、日本の空き家問題解消にもつながっていくはずです。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です