ニセモノや偽装品が未だはびこる中国市場・・・未来世紀ジパング「シリーズ中国異変!カラクリか?本物か?中国経済の真相」

2017年5月22日(月)放送の未来世紀ジパング「シリーズ中国異変!カラクリか?本物か?中国経済の真相」は、一般のニュースでは扱わない中国の様々な現状を取り上げてくれる、当ブログ管理人KENが好きなシリーズ回でした。今回のテーマは“中国経済”です。

違法な化学薬品を使って食品を作る中国の闇工場や、隠し部屋で売られる人気ブランド品のコピー用品など、未来世紀ジパング冒頭から嫌な気分にさせられるシーンが流れました。知財問題の解決に中国政府が乗り出しているとは言え、コピー問題はまだまだ根深いようです。

スマホアプリを活用したシェア自転車が中国では人気だそうですが、やはりと言うか盗難やパクリなどマナー問題が深刻化しているとのこと。新しいITサービスが誕生しても、中国国民のマナー意識が変わらないと成功はなかなか難しいでしょう。

カジノで有名な経済特区マカオからトンネルをくぐって簡単に訪れることができる中国本土の横琴島(読み方:おうきんとう)。中国政府がマカオに土地を貸し出し、スーパー特区として様々な優遇施策が適用されています。

香港ディズニーランドを抑えて中国で一番人気となっているテーマパーク「海洋王国」やホテルが建設され、中国本土から一度は撤退していたグーグルも進出を決めた横琴島。マカオ旅行の際、外国人観光客が足を伸ばすのに最適な中国本土ですね。

シェア自転車などの新しいビジネスや、経済特区マカオの力を利用した中国本土への観光客誘致など、中国のGDPを押し上げてくれそうな施策が今回の未来世紀ジパングで紹介されていましたが、いずれも小粒な気がします。

スーパー経済特区を超えるウルトラ経済特区として習近平国家主席が注力する「雄安新区」こそが、今後の中国経済に大きな影響を及ぼす注目テーマになると今回の未来世紀ジパングを視聴し感じました。

ちなみに、番組冒頭でも紹介されていた中国のコピー商品は、日本のネット通販でも売られているので注意が必要です。中国産の食品や、中国から輸入されるブランド品を購入する際は値段につられないようにしましょう。

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