クラウドクレジットやクラウドファイナンス、マネーフォワードと新たな金融サービスが続々、ガイアの夜明け「金融維新 さらば銀行!?」
みずほ・三菱東京UFJ・三井住友の日本のメガバンク3行で今後3万3千人のリストラが予定されている日本の金融業界。2018年1月16日(火)放送のガイアの夜明け「金融維新 さらば銀行!?」は銀行員受難の時代、金融ベンチャーのクラウドクレジット社やクラウドファイナンス、マネーフォワードなど新たな金融サービスの台頭を取り上げた未来を感じさせる回でした。
2013年に創業したベンチャー企業のクレウドクレジットはソーシャルレンディング(投資型クラウドファンディング)を活用した、海外のローンへの分散投資を可能にしたサービスを展開しています。
社長の杉山さんはじめ大手金融機関からクラウドクレジットに転職してきた30代の金融のプロ集団が、ペルーなど南米やアフリカで銀行から資金を融資してもらえない中小企業や個人事業主へ融資を行うファンドを作っています。
クラウドクレジットの期待利回りには10%台のものもあるため、超低金利時代の日本においてとても魅力的です。元本保証でも2.5%の期待利回りがあるのであれば、クラウドクレジットは十分投資先として検討できると思います。
番組後半、ヤバイ仮面率いるヒーローショーに特化した総合イベント会社「悪の秘密結社」の資金調達方法として、マネーフォワード社(マザーズ上場、証券コード:3994)の金融技術を使いこれまで銀行ができなかった新たな査定方式を確立したクラウドファイナンスが紹介されました。
銀行が判断する業績ではなく、ビジネス銀行口座のお金の流れをもとに融資をするかどうか決定する。ビジネスの流れがどんどん早くなっている昨今、企業のキャッシュフローで融資判断した方がリスクも少ない気がします。
クラウドクレジット、クラウドファイナンス、マネーフォワードとネットを使った新しい金融サービスは今後も成長を続けていくのは間違いありません。メガバンクが危機感を強める理由も今回のガイアの夜明けを視聴し分かった気がします。