大阪城の「ザ ランドマークスクエア オオサカ」やアチハの「レンタルSL」、そして東急電鉄の「招き猫大作戦」が紹介>ガイアの夜明け「走れ!レトロ大作戦」

2017年10月17日(火)放送のガイアの夜明け「走れ!レトロ大作戦」は昔からある建物やモノといったレトロ資産を活用したり、アレンジすることで集客の目玉にしようという動きとして、大阪城の新たな施設「ザ ランドマークスクエア オオサカ」、アチハの「レンタルSL(蒸気機関車)ビジネス」、そして東急電鉄の「招き猫プロジェクト」が取り上げられました。

番組冒頭、ホテルやレストラン事業を手掛ける株式会社ポジティブドリームパーソンズがリノベーションを手掛ける大阪城の新たな施設「ザ ランドマークスクエア オオサカ」が紹介されました。

大阪城の天守閣の真横にできた「ザ ランドマークスクエア オオサカ」、元々は1931年に欧州の古城を模したロマネスク様式で建設された歴史的建造物です。戦時中は陸軍第4師団司令部庁舎として、その後は大阪市立博物館として使われていました。

ポジティブドリームパーソンズ社により歴史的建造物の趣はそのままに、レストランやバー、そして結婚式場など大阪城エリアの集客アップにつながる施設として生まれ変わっています。大阪城に訪問する際は「ザ ランドマークスクエア オオサカ」にも訪問してみようと思います。

蒸気機関車(SL)のレンタルビジネスを手掛けるアチハ

大阪市にある重量物のトレーラー輸送を手掛ける運送会社のアチハ株式会社では、蒸気機関車(SL)を格安でリースするという日本初のビジネスを展開しています。

本物のSLを走らせるには整備に数年を要し、億単位のコストがかかるのが一般的だそうです。そこでアチハ社では自らSLを購入・整備し、運送から線路の設置、運転士までつけて1ヵ月2000万円程度という格安価格でリースしています。

日本初の蒸気機関車レンタルビジネスということもあり、アチハのSLレンタル事業には自治体などから多数の問い合わせが寄せられているとのこと。個人的にもこのレンタルSLビジネスは今後売り上げが伸びていくと思います。

招き猫大作戦で人を呼びこむ東急電鉄

東横線など8つの路線を運営する鉄道会社の東京急行電鉄株式会社(東証1部上場、証券コード:9005、株主優待あり)。東急電鉄は住みたい街ランキングで、常に上位にランクインする街を沿線に数多く抱えている私鉄会社でもあります。

ただ沿線住民数の頭打ちもあり、東急電鉄では利用者数アップを図るためのプロジェクトとして、近年増え続ける外国人観光客を呼び込む「招き猫大作戦」を2017年9月からスタートしました。

招き猫発祥の地といわれる豪徳寺と組み、歴史的建造物や施設が並ぶレトロ感がいっぱいの世田谷線に招き猫のラッピング列車を走らせたところ、外国人観光客がSNSで拡散するなど一定の効果はあったようです。

日本にはレトロな場所や建物、そして乗り物がたくさんあります。こうしたレトロ資産は日本人はもちろん、外国人にとっても興味を引く眠れる宝なのだということを今回のガイアの夜明けを視聴し再認識しました。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です