メルカリとブックオフのリユースビジネスが躍進中!ガイアの夜明け「シリーズ「激闘シェア争い!」第2弾”中古品”の覇者 新たな戦い!」
中古品業界で実店舗の売り上げ落ち込む中、急成長している企業がフリマアプリ最大手の「メルカリ」です。サービス開始からわずか4年で年間流通額は1000億円を超え、大型IPOとして上場も予想されています。
2017年10月10日(火)放送のガイアの夜明け「シリーズ「激闘シェア争い!」第2弾”中古品”の覇者 新たな戦い!」はメルカリの新サービス「メルカリチャンネル」と「メルカリ メゾンズ」、そして中古業界リアル店舗の大手ブックオフコーポレーション株式会社(東証1部上場、証券コード:3313、株主優待券あり)のリユース事業が取り上げられた回でした。
中古品業界の大手、ブックオフコーポレーションでは売り場面積約900坪、商品約48万点という巨大店舗を横浜に展開するなど、リアル店舗を強化する戦略に打って出ています。
またブックオフでは2016年11月に東京・目黒区の自由が丘駅前店に総合買取窓口を設置するなど、中古品の買い取りも積極的に行っています。本やDVDだけでなく、洋服や家電、ブランド品や宝飾品など幅広く買い取っているのが特徴です。
ブックオフでは今後、総合買取窓口を増やしていく予定とのこと。ブックオフ自由が丘駅前店の店長を務める佐々木雄大さんの接客が高評価のため、彼の下でストアマネージャーの人材育成を図り、全国展開していく計画のようです。
フリマアプリ「メルカリチャンネル」と「メルカリ メゾンズ」
個人がスマホで簡単に中古品を出品、購入ができる国内最大のフリマアプリ「メルカリ」。現在、メルカリアプリのダウンロード数は国内だけで5000万を超え脅威の躍進を続けています。
そのメルカリが2017年7月、サービス開始以来最大となるアップデートを行い、出品商品は写真や文章だけでなく、ライブ動画を配信しながら商品紹介が可能になりました。
商品を生放送で紹介できる新サービス「メルカリチャンネル」はまさに個人によるテレビショッピングだと思います。しかも視聴者との双方向という独自性も兼ね備えています。
さらにメルカリでは2017年8月、ブランド品の売買に特化した「メルカリ メゾンズ」という新たなフリマアプリも開始しました。
現金や盗難品なども売買されているメルカリなので、高級ブランド品の売買は個人的にまだ怖いイメージがありますが、人力&AIでのパトロール強化によって徐々に違法・不正な売買は減っていくと期待しています。
しばらくの間は高額なブランド品はブックオフのようなリアル買取店舗で、洋服や雑貨など少額商品はメルカリのようなフリマアプリで売買されると予想しています。