イオンスタイル、GU、メガネスーパー、ガイアの夜明け「便利で快適！買い物革命」

2017年9月26日（火）放送のガイアの夜明け「便利で快適！買い物革命」はモノが売れない時代において、イオンスタイル、GU（ジーユー）、そしてメガネスーパーが手掛ける店舗作りや販売サービスを取り上げた回でした。

兵庫県神戸市の商業施設、神戸ハーバーランドumie（ウミエ）に2017年7月、イオンスタイルumieがオープンしました。国内イオン最大級の食品フロアを持ち、新しい食のスタイルを提案する店舗でもあります。

イオンスタイルでは外食店と売り場の垣根を無くし、新鮮な野菜サラダやパスタ、ステーキなど、イオンが展開する外食店で提供されている食材をお客さんも購入できるのが特徴です。

株式会社ファーストリテイリング（東証1部上場、証券コード：9983）が展開するユニクロの弟分的なファッションブランド「GU（ジーユー）」もイオンと同じく売り場改革に取り組んでいます。

2017年9月、国内GU最大規模の店舗が横浜・港北の商業施設「Northport Mall（ノースポート・モール）」にオープンしました。

990円ジーンズやガウチョ、スカンツなど低価格ファッションが売りのGU。横浜港北にオープンした新店舗は既存店舗とは違い、デジタルツールを活用することで客が買い物したくなるコンテンツ型の店舗スタイルとなっています。

ネット通販が利便性を高める中、イオン株式会社（東証1部上場、証券コード：8267、株主優待カードあり）もファーストリテイリング社も、売り場を改革することで売り上げ拡大を図っています。

株式会社メガネスーパー（ジャスダック上場、証券コード：3318、株主優待券あり）はライバルのジンズやゾフの台頭で8年連続の赤字を計上するなど苦戦していました。そんなメガネスーパー社の業績がV字回復しているそうです。

他社が低価格戦略を取る中、メガネスーパーでは40歳以上のユーザーにターゲットを絞り、高い技術力と丁寧なサービスを武器にあえて高価格帯眼鏡を販売する戦略をとることで売り上げにつなげています。

現在、メガネスーパーが注力しているのが「眼鏡の出張訪問サービス」です。老人ホームや病院といった眼鏡店まで足を運べない人のために、24時間365日、要望があれば全国どこでも駆けつけるというユニークなサービスです。

メガネスーパーのようにお客さんが店舗に来てくれるのを待つのではなく、自らお客さんのもとに出向く御用聞きのようなサービスがネット通販と差別化できる重要な要素だと思います。