冷凍パンに凍らない野菜、日本の冷凍食品は世界でも人気になるはず>ガイアの夜明け「食の常識を変える!凍らせてナゼうまい」

今や1兆円規模とも言える日本の冷凍食品市場。2016年10月18日(火)放送のガイアの夜明け「食の常識を変える!凍らせてナゼうまい」はスタイルブレッドの焼成冷凍パンと、関西大学の河原教授とカネカが供給する不凍物質による0度以下でも凍らない野菜という注目の製品が取り上げられた回でした。

群馬県桐生市のスタイルブレッドは焼きたての味わいを楽しめる”焼成冷凍パン”を1000店以上の高級ホテルやレストランに納入しているパンメーカーです。パン職人として4代目社長を継いだ田中知社長は2006年に焼成冷凍パン事業を開始、売り上げを10年で12倍となる12億円にまで伸ばすことに成功されています。

これまでホテルやレストランなどBtoBの冷凍パン納入で成長してきたスタイルブレッドですが、現在は一般家庭への販売に力を入れています。スタイルブレッドは大手総合スーパーのイオン(東証1部上場、証券コード:8267、株主優待あり)とタッグを組みハチミツ入り冷凍パンを開発、主婦たちに売り込むことに成功しています。

ガイアの夜明け後半に紹介されていたのが、冷凍障害を解決できると注目されている「不凍物質」です。この不凍物質を研究開発しているのが関西大学化学生命工学部の河原秀久教授で、カイワレダイコンやエノキダケから不凍物質を抽出することに成功した第一人者でもあります。

現在、河原教授は化学メーカーの株式会社カネカ(東証1部上場、証券コード:4118)と協力し、100社以上の食品メーカーに不凍物質を供給しています。さらに河原教授は不凍物質のコーヒーかすエキスを使った新たな冷凍技術の開発に着手。0度以下でも凍らない黒豆の生産に成功されています。

今回のガイアの夜明けで紹介されていた冷凍パンや冷凍ギョーザ、そして冷凍枝豆は当ブログ管理人KENも一度ぜひ食べてみようと思います。世界初の凍らせない冷凍技術は今後世界市場を席巻していくことは間違いありません。カネカ社を投資候補として検討してみたいと思います。

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