社員旅行や大運動会がコミュニケーション不足を解消する鍵になる、ガイアの夜明け「シリーズ「働き方が変わる」第9弾 社内の“見えない壁”をぶち壊せ!」視聴レビュー

2014年11月11日(火)に放送されたガイアの夜明け「シリーズ「働き方が変わる」第9弾 社内の“見えない壁”をぶち壊せ!」では、JTBの職場旅行3.0や、三井不動産グループのコーポレートゲームズ(大運動会)など、社員同士のコミュニケーション不足を解消する興味深い取り組みが紹介されていました。

番組冒頭、東京・丸の内にある化粧品や美容機器などを販売する株式会社プロティア・ジャパンが紹介されていました。社員の9割は転職者が中心のため、社員のコミュニケーション不足という悩みを抱えているとのこと。

プロティア・ジャパン社だけでなく、番組調査によるとおよそ30%の企業がコミュニケーション不足に悩んでいるそうです。社員旅行も20年前に比べて半減しているそうです。

そんなコミュニケーション不足を解消するため、大手旅行会社JTBの子会社であるJTBコーポレートセールスは“職場旅行3.0”と題した「小学校体験ツアー」をプロティア・ジャパン社に提案し採用されます。

オリエンテーションや小学校での俳句作り、給食、大縄跳び等を通じて、社員同士のコミュニケーションが促進されたようです。職場旅行に参加された社員からも雰囲気が良くなったというコメントをされていました。

番組後半で紹介されていたコールセンター業務の大手、東京・渋谷に本社を構えるキューアンドエー株式会社は直近1年で多数買収を行ったことで、グループ内で面識のない社員が増え社内の人間関係がまだ多少ぎくしゃくしている状況でした。

そこで、三井不動産レジデンシャルが豊洲で開催する「ザ・コーポレートゲームズ 東京 2014」という、1980年代にイギリスで始まった誰でも参加できる”大運動会”への参加を決めます。豊洲エリアに多くの不動産を持つ三井不動産グループ(東証1部上場、証券コード:8801)にとっても、コーポレートゲームズを通じて地域価値を高められるメリットがあります。

170社以上、およそ6,000人もの社員が参加した日本初の大運動会「ザ・コーポレートゲームズ 東京 2014」は9月27日(土)、翌28日(日)に開催されます。キューアンドエー社もドッジボールに参加し、予選は全勝、最終的に準優勝という結果を残していました。

キューアンドエーで人見知りだと話していた社員も、コーポレートゲームズへの参加を通じて他の社員と良い関係を築けるようになったと話されていました。

経費削減で数が少なくなってしまった社員旅行や大運動会は、日本企業ならではのチームワークを育む有効な施策なのかもしれません。まだまだ小さな会社ですが、今回のガイアの夜明けキッカケに、自社でも取り入れられないか検討してみようと思います。

P.S.
株式会社ジェイティービー(JTB Corporation)は上場していない事を今回初めて知りました。日本を代表する旅行会社が非上場なのはもったいない気がします。

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